あらためてフジテレビの不祥事記者会見に思う

先日行われたフジテレビの不祥事を巡る記者会見について筆者は史上最悪の部類に入るものと評したが世間の評価でもほぼ同様、いやそれ以下の結果だったようだ。
その答はスポンサー離れに如実に表れている。
既に50社以上がフジテレでのCMを停止しているという。
民放にとってスポンサーからの広告収入は絶対的なものであってこれに代わるものはないはずだ。
企業存続の根幹を揺るがし始めているのではないか。
社員だって相当数がこの記者会見に失望し不安を感じていると聞く。
今から慎重に調査委員会の人選を進め、なんて悠長なことは言っておれないぜ。
全ては時間との競争だ。
一体上層部は１年半前にこのトラブル発生を知ってから何をやってきたのだろう。
秘匿案件をいいことに何もやってこなかったのではないか。
渦中のタレントを起用し続けてきたことに何の言い訳もできない。
イッキに過年のツケが回ってきたのである。