石破元政調会長の国会登板に思う

自民党で幹事長や政調会長、歴代内閣で防衛相や農相、地方創生相などを務めた石破氏が昨日久しぶりに国会の予算委員会で質問に立ち熱弁を奮った。

持ち時間の大半を自らの意見陳述に充て首相が答弁する機会はわずか１度だけだった。(笑)

石破氏と言えば何といっても10年ほど前の安倍元総理との熾烈な総裁選を思い起こす。

党員票ではリードしていたものの議員票で逆転負けを喫し総理の座を逸してしまったのだ。

安倍元総理からは蛇蝎のごとく疎んじられ最後は派閥解散にまで追い込まれた。

しかし時の流れというものは分からないものだ。

安倍元総理は非業の死を遂げ後継者と位置付けられる岸田総理の支持率も低空飛行を続けている。

岸田総理後継と目される有力者の風評もイマイチだ。

ということで今、石破氏再待望論が静かに持ち上がってきているように思う。

奇跡的に蘇った石破氏が政界に新たな風を送り込めるかどうか・・・、全ては神のみぞ知るということだ。