マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

首相のテレワークによる出勤7割削減要請に思う

2021-08-20 13:30:00 | 政治
首相が一昨日より経済4団体トップをテレワーク徹底推進で行脚していた。
目標は出勤7割削減のようだが首相はどの程度の手応えを感じたのだろうか。
テレワークの実践という命題は去年4月の緊急事態宣言発令当時から多くの経済界で認識され鋭意取り組んできたはずだ。
むろん今でも取り組んでいる最中の企業もあろうが1年以上経てば凡そやれる企業はもうやっているのではないか。
傘下企業を取りまとめる経済団体トップはそれなりに大人の対応をするだろうがテレワークの徹底を含めどの程度真剣なやり取りがあったのか・・・、いささか気になっている。
そもそも効果のある感染対策はほかにないのだろうか。
政府の専門部会から声の上がっているロックダウン的措置の精査などはどうだろう。
首相は以前にも「ロックダウンは日本には馴染まない」などと言明しこの種の取り組みには否定的だが人流抑制という点では去年4月の一連の施策は有効だったように記憶している。
出がらし状態が近いテレワーク出勤7割削減よりもほかに有効な手段がないのか、今一度点検すべきなのではないか。
今日都知事は中学高校の修学旅行の中止・見送りに言及していたがなにも人的移動の制限は都道府県境だけに限定すべきではないだろう。
県内移動だって市町村内移動だって、控えられるものは今は極力セーブすべきなのだ。

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