首相の年頭記者会見に思う

昨日首相が伊勢神宮参拝後恒例の記者会見を行っていた。

これで政治もスタートしたという感じである。

首相の冒頭発言の中で一番印象に残ったのが「異次元の少子化対策に挑む」というフレーズだった。

「異次元」と言えばアベノミクスの「異次元金融緩和」を連想するがこちらはスタートこそ予想通りの成果を得たが結局出口を見つけ出せず昨今の為替レート乱高下を招いてしまった。

それ以来「異次元」というのはあまりいいイメージがないが今回はどうだろうねぇ…。(笑)

それに首相になって１年3か月も経つのに今頃になって突然少子化対策を強調するのもどうかね？

もう1つ「新しい資本主義」について「賃金が毎年上がる構造」を作ると言明していたが一体何をどうするのかねぇ。

特に中小企業まで動かせられればもう天下の大宰相になれるよ。

ただ経営者層に対して「お願い」だけではどうにもならないと思う。

余程上手く「政・労・使」を巻き込んでいかないと成果は出ないと肝に命じたい。

もう新年度まですぐだ、時間はあまり残っていない。

期待半分、心配半分の今日この頃である。