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「日本」を少しでもいい国にしたい、との思いから政治、経済、時事問題を感じたままコメントします。

首相の「明かりははっきり見え始めている」発言に思う

2021-08-26 10:36:04 | 政治
今日の日経紙3面には「地方に急拡大」「(新規感染者数が)43都道府県でステージ4(感染爆発)」などコロナ感染が急速に進んでいることを伝えていた。
病床使用も各地域で逼迫しており自宅療養が当たり前になりつつあるようだ。
こんな折に首相は昨日の記者会見で「明かりがはっきり見え始めている」とコロナ治療対策に自信を見せたがこの発言には本当に違和感を感じてしまう。
とにかく感染者は全国べースでみると足元で増え続けており自宅療養を強いられる感染者が増えているのにこの楽観的な感覚はどこから来るのだろう。
先行き光明を見出したい気持ちは分からないでもないが余りにもギャップがありすぎる。
抗体カクテル療法など新しい治療薬が有効であるというのならもう少し定量的に投薬見通しを明確にすべきだ。
いやその前にワクチン接種についてもワクチン別、接種主体別、年齢・(教職員などの)職種別に大まかなスケジュールを明示した方がいい。
いろんな言葉がその場その場で誇張されながら使用されるとしたら政治不信は増幅するばかりだからね。
昨日も記者から「首相の言葉が国民に届いていない」と指摘されたがもっともだ。
空虚な言葉を繰り返す首相の姿は怒りや疑問と同時に哀れさを感じさせる。
ブレーンもスピーチライターもいないのかねぇ・・・?
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緊急事態宣言の8道県追加に思う

2021-08-25 10:32:22 | 政治
政府は本日新たに8道県に対しコロナウィルス対策の緊急事態宣言対象に追加するとのことだ。
と同時に4県にまん延防止等重点措置対象に追加するというが以前から首都圏に在住する立場からすればもう「宣言」も「まん延防止」もほとんど感覚がマヒしており特段大きな感慨はない。
それよりも昨日開催されたパラリンピックのインパクトの方が勝っており全国的な危機意識の醸成は程遠い。
全くマッチポンプもいいところである。
やっぱりコロナ感染拡大防止とパラリンピックの開催・盛り上げは両立しない。
昔から「二兎を追うもの一兎を得ず」との諺がある。
「宣言」さえ発布すれば感染は終息するかと言えば決してそんなにたやすく事が進まないことは過去半年で実証済みである。
パラリンピックの方はいくつかの自治体が学童の観戦を見合わせる方針を固めている。
政府・自治体の関係者はあらためて冷静に事の大小を判断し軸足を固める時だ。
いずれにせよ緊急事態宣言の発布拡大の中でパラリンピックを開催するという今の光景は奇妙である。
日本は一体どんな国だろう、との思いが脳裏を過る。
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横浜市長選の結果に思う

2021-08-23 10:36:47 | 政治
昨日投開票された横浜市長選は野党が支援していた横浜市大元教授が一発で当選を決めた。
今回の選挙には現職の閣僚を辞めてまでして参戦した自民党代議士や多選化批判をものともしない前市長、知名度のある作家出身の知事経験者などが立候補しており大混戦が予想されていた。
ところが意外や意外、開票開始直後に当確ニュースが流れたのだからおそらく出口調査でほぼ結果は出ていたのだろう。
これで横浜でのIR誘致はひとまず沙汰止みとなった。
これでコロナ対策に心なく邁進できそうだ。
気になっているのは閣僚を辞めてまでして参戦し一敗地にまみれた地元代議士の去就だが今後国政の場には戻ることはないという。
その潔さや、よしというところだ。
一方で自民党からも見放された前市長は結局大きなうねりを起こすことはできず市政の場から去ることになった。
3選を目指した選挙戦ではIR誘致を一旦白紙撤回したが当選後再びIR誘致を公言していた。
あれは明らかに市民の不興を買った。
今回の選挙は自らの手で晩節を汚すことになってしまったのだ。

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コロナ担当相の「やれることは何でもやる」発言に思う

2021-08-22 15:30:57 | 政治
今朝のNHKテレビ番組でコロナ対応を兼務する経財相が例によって「やれることは何でもやる」と決意を語っていた。
ただこのフレーズは前首相時代からさんざん聞かされ完全に耳タコ状態である。
凡そこの言葉を聞いて「ああ、そうだったね」と感じさせてもらったことは1度もない。(笑)
もし本当にやる気があるのなら知事会が言っているような日本版ロックダウン措置だって、感染者が出始めているパラリンピックの開催を見合わせそのための医療リソースを逼迫している在宅医療に振り向けることも十分意義あることだ。
つまりやれることはいくらもあるのである。
分科会メンバーや医療業界関係者が提言には真摯に対応することは当然だがもしどうしても対応が難しいということであればキチンと国民に説明すべきなのだ。
パラリンピックだって選手団派遣を中止する国が出てきたり、学童の参観を見合わせる自治体も出始めている。
政府関係者はあらためて今できることを謙虚に、かつ大胆に考えてみよう。
そして自分の言葉を先ず自分自身に問うてもらいたいと思うのである。

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タリバン支配のアフガンよ、どこへ行く

2021-08-21 19:56:24 | 国際問題
タリバンが実権を握ったアフガニスタンだが案の定混乱が続いている。
カブール空港を離陸する米軍用機に3人がしがみ付き結局転落死したニュースはいくら混乱の極みとはいえショッキングである。
ここまで大きな流血はなかったとされるがこれだけ短期間に政権交代、それも相対する組織間での移行だから落ち着くまで相当時間がかかりそうである。
タリバンは政権移譲の当たって意外と融和的な態度を表明しているようが一方でイスラム原理主義やイスラム法は遵守するとしているので先行きは不透明だ。
彼らの信奉するイスラム・ルールは我々が普段見聞きしている「人権意識」とはまるでかけ離れたものだからねぇ・・・。
とにかく良くも悪くもアフガニスタンは新しい指導者の下で新しい道を歩むことになった。
とりあえずは過去の憎悪は双方(新政権側と旧政権側)とも封印して寛大な心で(と言うよりないが)政権移行を進めてほしい。
理想論としてはタリバンが復興援助費用と差し替えに女性等の人権に配慮した社会システムを構築していくことだろうか。

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