旅行業大手の近ツリ社員3名が自治体からのコロナ関連事業(コールセンター業務)受託で不正があったとして逮捕された。
一見旅行業とコールセンター業務とは関連がなさそうだが逮捕された社員3名がMICE 支店と聞いて合点がいった。
MICE支店とあればイベント開催やそれにまつわるコールセンター業務についても一定の知見や運営ノウハウを持っているんだろう。
問題は発注元(自治体)に対する対象人員の水増し請求や勤務実態の改ざん指示である。
近ツリ本社のコンプライアンス部門はこの事実をどこまで知っていたのだろう。
さらにこのあぶく銭が当該3人に還流したのかどうか、が今後の焦点になるのではないか。
再発防止に当たっては真相解明が欠かせない。
警察当局にも近ツリ本体にもキチンと対処してほしいと思うものだ。
そうそう、もっと気がかりなことが起きている。
それは近ツリ以外にも当該事業の委託・受託で不正事案が多く判明しているのだ。
1億総モラル欠如・・・、コロナウィルス禍が残したものは大きいねぇ・・・。
「火事場泥棒」とはよく言ったものだ。