福音歳時記 2025年1月ガザ停戦
難民の帰還待ちたるガザの朝 瓦礫のなかに光る十字架
ガザ地区の聖家族教会は、イスラエル軍の空爆で、教会の屋根にある貯水タンクやソーラーパネルが破壊され、自動車や小教区の建物も被害を受けた。ガザ地区のキリスト教徒のほとんどが避難したという。状況は非常に厳しいが、修道女たちは戦争による深刻な苦難の中で人々の世話を続けている。そうしたなかで、イスラエルとハマスとの間に捕虜交換、ガザ地区からのイスラエル軍の撤退などいくつかの段階をへて実施される停戦協定が漸く結ばれた。これに対してエルサレム・ラテン総大司教庁は「ガザ停戦に関するカトリック司教団の宣言」を1月16日に発表した。https://www.kirishin.com/2025/01/17/71175/