元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

メンタルヘルスマネジメントとは?(その9)<セルフケアーとしての睡眠>

2012-03-01 04:33:37 | 社会保険労務士
 よく寝て、よく休むのがいい!!

 メンタルヘルス・マネジメントにおいて、自分自身でコントロールしてメンタル不調に陥らないようにすることを「セルフケアー」という。これは、何のことはない、自分で心がけて、メンタル面での病気等にならないようにすることである。九州で有名な、よく効く、風邪薬の「うすき製薬」のCMに、「♪1に休養、2に栄養、3、4がなくて後藤散風邪薬♪」というのがあるが、心身の疲労を回復しストレスの予防としては、この休養、栄養(食事)に加え、睡眠が基本となります。

 「メンタルヘルス・マネジメント」の公式テキスト(*)は、次のように述べています。

 睡眠には疲労を回復し、ストレスを解消する働きがあります。睡眠不足や睡眠障害などの問題があると、疲労感がもたらされ、日中に眠気が生じ、それが作業能率の低下、情緒不安定、行動や判断のミスにつながります。実際に労働災害や交通事故の背景に睡眠の問題があることが多いことなどから社会問題化しています。さらに、睡眠不足が長期にわたると、交感神経系優位が持続されるため疲労の蓄積や心循環器系への負担増をもたらし、高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクを高めます。また、うつ病のリスクを高めることも分かっています。(以上、「メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト」ラインケアーコース・大阪商議所)

 すなわち、睡眠不足や睡眠障害は、万病の元なのですが、「快適な睡眠のためには、基本的には昼はしっかり働き、夜はゆっくり休息するという生活のメリハリをつけ、自然な身体のリズムに逆らわない生活習慣が大切である」と付け加えているが、現代社会において、眠らない都会にあるように、24時間動いている社会が、うつ病等のメンタル不調の一原因なのかも知れません。昔、百姓さんは、夜明けとともに起きだし、日が沈むと家に帰って寝るという生活をしていましたが、健康面や精神面にはそれがよかったのかもしれません。



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コメント
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