松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

ほとめきまち旅博の第二回企画会議

2009-05-25 21:02:08 | その他
今日はほとめきまち旅博の第二回企画会議がありました。

ちょっと早めに出向いて、baliさんと市役所の20階のカフェ・あおぞらへ。展望台からの眺めは、大陸からの光化学オキシダント入り黄砂に包まれて、なかなかのものでした。


13時過ぎの状態。ここはまるで別世界の静けさです。


久留米絣の古布のようでした。


というわけで第二回の会議。


4つの班に分かれてるので、その中で宿題だった企画案を発表して提出しました。それぞれの班でかなりの数の企画が上がってきています。100以上の企画案が出る中で、実現に至るまでにはいろんな問題をクリアしなければなりません。荒削りにアイディアがあがってきた案をブラッシュアップをした後に、最終的には50の企画に絞るということです。

地域を生かしたものや、地元産品を生かしたもの、女性から支持を得そうなものなど、バラエティあふれる企画案が次々に出されました。次回はさらに練り込まれて、具体的なものになりそうです。

ところで委員の方からの意見で印象に残ったことがあります。今回のほとめきの案で特定の店や企業が取り上げられるので、久留米市の税金が使われている事業なのに偏っているのではないかとの指摘です。

それに対し、今回のほとめきイベントは、そういった平等性や不公平感を乗り越えた企画であるという答えが出されました。特定の店や企業がピックアップされるのは、人気投票的な企画だからだそうです。つまり自薦他薦によってほとめきの企画案が出されているのだから、名前の出てこない店や企業は、つまるところ人気や知名度に欠けているということに繋がるわけです。

昨日も書いたことなんですが、ビジネスというのは目先の損得勘定だけでは判断できない「見えない波」があるんだなと思いました。

ほとめきまち旅博に参加することによって直接得られる利益はたかがしれています。しかも、こういった企画会議は全くのボランティアですし、交通費なんかも出ません。平日の昼間に、バスを使えば田主丸から片道500円以上もかけて数時間を費やしにやってくることになります。

煩わしいといえば煩わしいことこの上ない。しかし、だからといってこの「見えない波」に乗らない方がいいのかどうか。波に乗っていれば、大海原の向こうには何かと出会うわけで、乗らなかったら出会いません。

できることなら、自分にムリせず、可能な範囲で協力しながら、波に乗って大海原の向こうを目指したいものです。

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