「資本主義は宗教と心中する」という副題で、本題が「宗教消滅」というSB新書と、輪廻転生を真っ向から論じた竹倉史人の「輪廻転生ー <私>をつなぐ生まれ変わりの物語」を新宮まで行って買ってきた。なんとなく買うのである。我住む町はなんとなく買えないのである。本の数が余りにも少ない のである。
こういうことはちょっとした楽しみなのである。気持ちにひっかかってくるものをペラペラめくり立ち読みをする。そしていろいろ考えて 、自分のの今の心境にあったものを選。全くの選択消費である。
他の商品をみていると、買い物衝動がでてくるので、服も靴も、ウィスキーも見ない。おそらくこれが大多数の消費の仕方だと思う。
僕は新書を読んで 知識を蓄える。僕が僕を表現するためには今それが必要である。ある人は服かもしれない。靴かもしれない。つまり消費の形が横並びになっていないのだろう。
こういう思いが「資本主義は宗教と心中する」を選んだのだろうと思う。そういう社会になっている。20年前とは 全くのちがう。
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