25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

有名女優 北川景子など

2018年04月03日 | 映画
 藤沢周平の作品だったと思うが、「花のあと」という時代劇映画があった。北川景子がひどく良かったのをおぼえている。ぼくにとっては初めて見た女優だった。その映画を見てから二年ほど経って、彼女はテレビに出始め、検事役をしたり、凄腕の不動産営業ウーマンをしたりしたが、大河ドラマでまた和服着物を着てでるようになった。北川景子は脚を矯正したほうがよいと思っていたが、この頃、矯正をしているのだろうと思う。
 「花のあと」では芯の強い女性で、夫の敵討ちをするのだったと記憶している。間違っているかもしれない。当時、藤沢周平の時代劇がいくつか公開されて、「山桜」もそのひとつだった。この映画もよく似たような雰囲気だったが、こちらは鈴木麗奈が主役だった。この女優もよかったが、ぼくは日本髪で和服姿の北川景子に軍配を上げた。
 TSUTAYA では「山桜」が今も並べられているが、「花のあと」は早々に引き払われてしまった。また観たいと思ってもないので、大変残念である。北川景子の記念碑的な作品だと思う。
 2016年テレビドラマ、松本清張の「黒い樹海」では姉の事故死にまつわる謎を追う妹役を演じていた。それを今日観たからつい北川景子の「花のあと」という傑作を思い出したのだ。
 この前草笛光子へのインタビューがあった。84歳だそうである。そしてその前に「徹子の部屋」に岸恵子がでていた。85歳だという。二人の若々しさには驚いた。内面が若いと思った。それに結構孤独好きだった。すでに年齢というものを越えていた。何歳かとも推量できるものではないのである。
 北川景子はどうなるのだろう。有名女優というのは超越した存在のように見える。しかもそこに知性が加わればさらに輝くような気がする。