25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

4月30日

2018年04月30日 | 社会・経済・政治
 今日は大潮なので11時頃に磯に行った。途中潮干狩りをしている人たちがテントを張って、アサリを採っているのを見た。大きいアサリは大潮の時しか渡れない島の砂浜にあるのを知っていたので、そこも車からみると人がいた。やはりゴールデンウィークは人が増える。
 磯に着くと、ヒジキを採る女性が一人いた。例年なら三人いる。採っては堤防にヒジキを干す。
磯に入ると、驚いたのはヒジキが磯を覆っているのである。これでは足元がすべって危ないのと、ヒジキの下にいる貝が採りにくい。
 今年は2回目の磯遊びであるが、チャンポコが例年に比べて少ない。ヒジキのせいではないかと思う。ヒジキが磯のどこにでも被さって貝が住める場所が少なくなったのではないか。そしてそうなったのはいつもこの時期ヒジキを採る女性たちが一人になってしまったからではないか。
「まあ、これ、このヒジキ、タケとんさ。今年はこれで終わりやな」と女性がぼくに言った。「チャンポコも少ないで」
来年はヒジキ採りをしてみようか、などと思うが、地元の人達の邪魔になってもいけないしなあ、などち思いながら、今晩の酒の肴を程度の貝を足元を用心して採ったのだった。
 釣り人も多かった。普段いない場所にいる。スーパーに行っても、他所の人が多い。
 来年の30日は天皇退位で、新天皇が5月1日に即位する。ゴールデンウィークにしなくてもと思うが、ややこしい元号は不便でしかたがな。今やぼくは昭和は何年の何月何日までだったか記憶も怪しくなっている。