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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ブロッコリーのパスタ

2015年09月26日 | 今日の料理
茹でたブロッコリーが大量にあって、いっぱい食べたくないなーって、ちょっと子供っぽいことを思っていたので、ニンニクと唐辛子とオリーブオイルでアーリオオーリオ(ペペロンチーノみたいな)にしてツナとパスタにしてみた。
レシピとかでは、アンチョビを入れるらしいが、高い、すぐに食べられるものでもないので、
ツナがあったから油を切ってそれを使った。

久しぶりに作ったから55秒だけ茹で過ぎて、1分だけフライパンであおり過ぎた。
(伸びた感じがあるだろう、麺が水分を吸い過ぎたのか、オイルを弾いたのか、オイルがしっかり乗っていない。)
更に麺の側面が傷付いて(よく焼くナポリタンじゃあるまいし、焼くと酸味が落ち着くのね。)、滑らかな舌触りにならなかった。
アルデンテもイマイチ出来なかったし、年取って瞬発力が落ちたかな。
(味は良かったのに)

それでもまだブロッコリーが余っていたので、
今度はカルボナーラ(風)にしてみた。
ベーコンとかハム類が、リン酸とか発色剤・増粘剤とかが嫌いなので、
(不思議と感じ取れる気がする。気がするんだけど、でも嫌なんだ、解っちゃうんだ。気付かない時もきっとあるけれど、ラベルの裏とか見ると、必死にその味を探してしまう。飲食業の人からは「病んでますね」と怖がられるけれど、こればかりは、解ってしまって。年を取ると味蕾が無くなるというからそれまで待つ。因みに30年食事が楽しくない。)
ま、それはともかく

ああ~、今度は硬過ぎた、そして、生クリームが多過ぎた、いつもは高くて牛乳でやるがら、別のもの作って余っていたクリームをもう悪くなるから全部使っちゃえってしたのがいけなかった。
久しぶりだったので、ナマジ基本に忠実に茹で汁も加えて、水っぽくて、少しソースが余ってしまう状態。
(玉子が古くなってきていたので、使ってしまおうと2個使ったのがせめてもの粘度を高める救いか。)
ベーコン入れないと、コクが少し足りないんだよな。
かといって、パンチェッタとか嫌いだし(高いし)、
鶏肉は水分が多くて以前作ってイマイチなんか違うな、子供っぽいなと思ったから、
やはり豚肉か?(ベーコン類も豚肉だし)
ブルーチーズ系に豚肉(カルビとかじゃなく脂身が少なくやや硬い系の部位)があるから、
そのイメージで今度作ってみよう。(勿論粉チーズで)。
牛肉はチーズあんまり合わないだろうな、ぶつかるというか。

でも、ブロッコリーを刻んで入れるのは大人の味(特にアーリオオーリオにするのは)だね、
子供の頃、誰だって嫌いなピーマンやニンジン・シイタケを刻んでハンバーグに入れられて、
(50%近く野菜のミジン切りじゃん!!って)、
何処食べても、永遠にミジン切りの野菜の味が続くという、地獄を経験された人も多いのではないだろうか?
しかも、子供は全員がハンバーグ好きだと勘違いされているし、大人の男は何が入っているか見えない挽き肉はあまり好きじゃなかったりする。単品が良いんだ。

最近の親御さんは、嫌いなモノは食べなくていいっていう方針の親御さんが多いらしいが。
自分の場合、頼むから微塵切りで誤魔化すのを辞めてもらって、野菜だけ先に単体で食べることを覚えてから、嫌いなものが無くなった。
逆に野菜食べないと、白いご飯が出てこなかった(だから薄味が良い。薄味だと素材本来の味が解るようになる)。

(昔の給食や、入院はキチンと嫌いなモノも看護士さんとか食べさせられたので、ある意味良かったなって今は思える。うちらの頃から先生は親とモメたくないから無関心だったけれど。眉をひそめる先生の方が振り返ってみて楽しかったな~。)