今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

あり合せの材料でアイリッシュソーダブレッド。

2018年06月10日 | 素材
家にある材料だけでアイルランドのアイリッシュ・ソーダブレッドが出来ないかな?と材料を探してみた。

牛乳→無し
ヨーグルト→ちょっとしかない
薄力粉→微妙にしかない、あと中力粉
全粒粉→半分しかない、あとはライ麦粉で代用(家庭によってはそういうレシピがあるし)

塩、ひとつまみ強(「少々」じゃないよ「ひとつまみ」、小さじ1/3←ちょっと薄めが好き、材料がギリだし)
重曹
グラニュー糖→砂糖でも良いが、まあ余っていたので・・・

よし、出来る!!

とりあえず、オーブンを200度に余熱開始!!

粉類全部で300g(薄力粉&中力粉と全粒粉&ライ麦粉)を全部混ぜ

重曹や調味料も混ぜ

ザルで1回ふるう。

お、なんだ?、この緑色や灰色の小石みたいなのは・・・ザルに通っていかんぞ?本当に小石か?

ライ麦粉の袋を見ると、緑色のが入っている、表皮?
※これがライ麦粉か、ジックリ観た事もなかったな・・・

まあ、いい、入れてしまえ、前食べたし大丈夫だろう・・・。

ヨーグルトがどのぐらいあるだろうか?、これが凄く問題!!

あ、200g~220gに60gぐらい足りない、しかも「ホエイ」(乳清)っつーの?、あれが半分近く(ただでさえ普通のヨーグルトの部分が少ないのに・・・

仕方ない足りない分を水で薄めて・・・そのままの量を足したのでは、水分が多過ぎるから量を少し加減しながら規定量より少な目に入れて

卵を落とし(←ヨーグルトが足りない時は卵で作るワザがある

菜箸やフォークで溶いて

粉に混ぜる(出来れば粉の中央を窪ませそこに入れていくと良い、グルテンが出ると膨らまなくなるからコネない)。

あまりコネ過ぎるとグルテンが出てしまうのでしかも中力粉が入っているし)、木ベラかスケッパーでサックリと混ぜて、水分がほぼ消えて超ベタベタした一塊になったら、

手で一塊にして(スゲー、ベタベタする・・・)木ベラに付着した分も箸等で落として1つに。

鉄板に落として(底に粉を敷くか、バターを塗っておいた方が焼いた後、取り易いかも

これはやらなくてもいいが、牛乳(←牛乳無いし)か溶かしバターを

表面に塗って

普通、全粒粉を振るが、無いのでライ麦粉(小さじ1弱)を散らす。

包丁に薄力粉がないので中力粉をふって

膨らみ易い様に深さ1cmの十文字の切込みを入れる。

うちのオーブンでは2段目に入れ(←うちはパンは2段目)、

温度を180度にして30分ぐらい(粉の量=大きさによって温度と時間が220度で40分とかいろいろ変わってくる)

周りの皮をあまり硬くしたくなかったら温度を200度から~220度に高め、15分ぐらい焼いたら、ケーキの型をかぶせて焼くと良いらしい・・・生地が大き過ぎてやらなかったが・・・

時間になったら、竹串を刺してみて何も付いてこなければOK

このままだと鉄板が熱いので余熱が入り過ぎてしまう為、フライ返しで網や皿に移動
やはり鉄板の底表面に粉かバターかサラダオイルでも塗ればよかったな、硬い。

ここでもう1つテクを、焼き上がったら乾いた布巾で2分~3分から包むと、周りの表皮が硬くなり過ぎないというアイルランドのテク

焼いて2日目ぐらいも味が落ち着いて美味しいが、お腹が減ったので、ちょっと食べてみる。

お、ありあわせの材料のワリには出来ている、ほのかに甘くて素朴・・・これだよ!!!

バターを塗っても(初日は塗った方が)いける。

※今回は塩を少し減らしたので、有塩バター、無塩で塩分が足りなければ塩は自分で!!

その日も良いが冷めて熱と味が落ち着いた2日目・3日目以降が凄く美味しいと言われるし、実際そう思うので2日目以降ぐらいに食べ易い様に切って置くと1回1回包丁を出さなくても済むだろう。
(2日目以降、ビニールに入れておいた方が硬くならないし、テーブルでも邪魔にならない)

アイルランドでは子供がグズると(子供ではないが)、これをひとカケ与えるらしい。

ライ麦も混ぜて良かった。個人的にライ麦が好きだから

焼きたての写真を撮る時、オーブンを開けたての鉄板を掴んで火傷をしてしまった。

一直線にみずぶくれが出来たのは生まれて初めて・・・涙。 気を付けてっ!!

もうソーダ・ブレッドの写真は撮らん、作るけれど。


オマケ

時間が経って全粒粉のふすまの様な香りが落ち着いたアイリッシュ・ソ-ダブレッドでも焼くと、香りが立つので

又、バターを付けてもおいしい。

本当に好きなんだなと自分で思った。



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