エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

新年会はグルメの天国だ!

2010年01月05日 | 日記
昨夜「徳樹庵」と称する居酒屋で新年会があったのである。



居酒屋と言うのには少しばかり憚(はばか)る瀟洒(しょうしゃ)な感じのお店である。



基本的に個室中心の飲み食い処のレイアウトとなっている。

新年会もだが、忘年会や歓送迎会など、多人数の会合は居酒屋に限るのである。
なぜなら多品種のお惣菜が食べられるからである。

だからこそグルメの天国なのである。



加えて、メニュー選びも楽しいのだ。
値段もリーズナブルだし、遠慮なく注文できるところが大変よろしい按配なのである。

この夜も多品種惣菜を皆でお皿を回しあって食べまくった。
皿を回して・・・というのは雑技で回すのとは違いますよ!
皆が、自分の分を取り合って皿を回すのである。

あっそうそう・・・飲み物をお変わり自由にしておくと気安く飲めるのもポイントである。
最近では、グルメ番組で居酒屋メニューの豊富さが喧伝(けんでん)されているけれど本当にそうだ!と思うのだ。







こうしたメニューは回し食いに適しているのかもしれない。
これ以外にも、鮪の鮮度のよさそうなお寿司とか、スイーツ、マーボー豆腐、Etc、Etc。

写真を撮るのを忘れるほどであった。
いや・・・忘れて食べていたのであった。

上から「なすの一本漬け」和辛子と共に頂くと味が際立つ一品であると思う。

「タコのから揚げ」タコのイボイボの歯ざわりが楽しい食べ物である。

「豆腐のから揚げ」これは淡白な味である。
ぼくはマーボー豆腐の残りを着けていただいた。
味にメリハリが出来て美味かったのである。

「ほうとうの醤油味の鍋」うん、美味かった!
ほうとうは、ぼくの故郷の郷土料理であるから一言あるのだけれど・・・言わない。

「モヤシ炒め」味付けもよろしい。

ぼくは「モヤシ炒め」の極めつけは、新橋駅から有楽町駅にかけたガード下にある居酒屋「八起(やおき)」のチャーメンと称するモヤシ料理だと思う。
モヤシに極めて少量の挽肉が入った炒め物である。

店内が薄暗かったので、お惣菜に影が出来ている。
フラッシュを焚くのは、無粋(ぶすい)なのでナチュラルに受け止めていただければ嬉しいのである。

雰囲気を感じ取って頂きたいのである。



この徳樹庵のアプローチは大変よろしい。
店に入る前から、食欲が刺激される気配である。

期待を持たせるたたずまいである。

この日のメンバーは、店のたたずまいに合った情感豊かな、それでいて控えめでしっかりと現実を見る視点を持っている。
こうした人たちと仕事をする厳しさを知らなければ、不幸にも信頼されない結果を招来するのだと思い知った。

苦美味い、味のあるメンバーである。
このメンバーを束ねつつ信頼を勝ち取るためには唯一つ、真摯に仕事をする、そして実績で認めてもらうしかないのだと思うのである。

他人に厳しく自分に甘い。
それが最悪である!
と改めて確認させられたのである。

新年会の後「ありがとう!そしておつかれさま!」
と言葉に出さず呟(つぶや)いたのであった。




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白いハイビスカス

2010年01月05日 | 旅行
ハイビスカスは、南洋の花である。
交雑を重ねた花である。

9種の野生種に、ブッソウゲ、フウリンブッソウゲなどと導入したハイビスカス類が20世紀の初頭から交雑され、5000にも上るといわれる品種が生まれているのである。



ハイビスカスの花言葉は「上品な美しさ」「信頼」「繊細な美」「新しい恋」である。



ウッド・デッキの一画に一株だけ咲いていたのである。
「新しい恋」をシンボルするようである。

花弁の白いハイビスカスは目にする事があるけれど、蕊まで白いものは浅学非才にして見たことがない。
珍貴であると思っている。

早速ネット上で調べてみたけれど、やはりここまでの白さは無かった。


閑話休題


ハイビスカスを始めて見た日本人は誰かということである。
もちろん、原種の花は旧薩摩藩及び九州地域の日本人は見ていたはずである。
ブッソウゲ科であるから、本州の一部でも原種は見ていたのかもしれない。

そうであったとしても、文献によるとこうなっているのである。

「日本には仏桑華(ぶっそうげ)の名で、まず琉球(りゅうきゅう)に伝わり、1614年(慶長19)薩摩(さつま)藩主島津家久はマツリカとともに琉球産の仏桑華を徳川家康に献上した。」

そうである。

香りのない花であるけれど、あでやかで華やかな花である。



では、もう一枚の白いハイビスカス!



色白美人さんであります。
花粉の黄色だけはご勘弁を!
と言っております。




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