エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今日の空~冬深まる!

2010年01月19日 | 日記
冬深まる。
歪んだ季節の冬深まる。



コナラである。
ブナ科の落葉樹なのだけれど、樹で葉っぱが枯れ、そのまま落葉もせず醜態を晒(さら)しているのである。

やはり温暖化であろうか。



いつもはとうに落葉しているハゼですら、この有様である。



南天ですらこの有様である。
いまが盛りと葉を紅葉させている。

しかし美しい紅葉である。



我が家のジャコバ・サボテンが鮮やかである。
冬本番の赤さである。
冬本番であると言うことは春が近づいている証左である。

今日の暖かさに誘われたのであろうか、メジロが電線を伝って遊んでいた。



ウグイス色の身体に、眼の周りが白く縁取りされていて可愛い小鳥である。
春を告げてくれる小鳥でもある。
これから頻繁に見られるのである。

静かに止まっていれば、まるで「ぬいぐるみ」のようでもある。

春よ来い!
早く来い!
である。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人

台北のエネルギー

2010年01月19日 | 旅行
台北の人々のエネルギーは横溢(おういつ)している。
その逞しさには、感服(かんぷく)してしまうのである。



バイクが庶民の交通手段として定着している。
大陸は自転車だけれど、台湾はバイクである。



おばちゃんだって頑張っている。
背景の看板は、香港に似ているのである。
そりゃそうだ!
政治経済を把握しているのは、同じ中華民族である。



小学校の下校時間である。
お迎えに来ている。
バイクであったり、車であったりするけれど、ほぼ例外なく迎えに来ているのである。

ガラガラを引っ張っている子もいる。
タクシーで帰る親子もいるのである。



マーケットの中の果物屋さんである。
ここで、釈迦頭を買い求めたのである。

しかし、士林市場で食べた果物は「チリモヤ」であった。
市場の売り子さんはチリモヤを釈迦頭と言っている。
誤解を招くではないか。



これがチリモヤである。
三大フルーツ・・・マンゴー、マンゴスチン、そしてチリモヤとされている。
ちなみに、果物の王様は「ドリアン」女王は「マンゴスチン」である。



これが釈迦頭である。
お釈迦さまの頭の突起が特徴である。
このフルーツは別名「カスタード・フルーツ」である。

スナック・パインのように突起をもいで食べる。
食感は、少しジャリっとして甘いのである。

チリモヤを釈迦頭として売ってしまう。
誰もそれを疑わない。

凄まじい商魂である。
要するに美味ければ良いとする「質実剛健」の気質が騙(だま)されていても楽しい。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ
にほんブログ村
                  荒野人