冬の希少な花、それは冬ぼたんである。
雪よけの藁囲いの中にたたずむ姿は、可憐である。
座禅草が咲き始める初夏に似たような感慨を催すことがある。
上野東照宮の冬ぼたんは2月中旬で見ごろを終える。
いまが丁度良い塩梅(あんばい)である。
「玉すだれ」である。
白い花弁が艶やかでもある。
すんなりとした白さである。
「天衣」である。
あたかも、天女の羽衣であるかのように翻(ひるがえ)っている様が分かるのである。
「紫光殿」である。
雪囲いの中の姿が美しいのである。
冬ぼたんは、かくも清楚である。
これが春のぼたんになると印象が変わっていく。
春のぼたんは「咲き誇る」のである。
それは同時に「芍薬」が咲くことにあるのかもしれない。
春ぼたんは「初夏」の先がけである。
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荒野人
雪よけの藁囲いの中にたたずむ姿は、可憐である。
座禅草が咲き始める初夏に似たような感慨を催すことがある。
上野東照宮の冬ぼたんは2月中旬で見ごろを終える。
いまが丁度良い塩梅(あんばい)である。
「玉すだれ」である。
白い花弁が艶やかでもある。
すんなりとした白さである。
「天衣」である。
あたかも、天女の羽衣であるかのように翻(ひるがえ)っている様が分かるのである。
「紫光殿」である。
雪囲いの中の姿が美しいのである。
冬ぼたんは、かくも清楚である。
これが春のぼたんになると印象が変わっていく。
春のぼたんは「咲き誇る」のである。
それは同時に「芍薬」が咲くことにあるのかもしれない。
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