台北の街は、新鮮な驚きに満ちている。
バイクの車列は喧騒に満ち溢れていて、エネルギッシュである。
ふっと覗いた横道は、色彩に溢れている。

台北の街角から
ぼくは
きみと
たしかにここを歩いたのだ
ふっと手を組んで
柔らかなきみの手の甲を奥深くで感じた
ぼくの
奥深い場所で
きみへの思いが煮えたぎっていくのを
きみは知っていたのだろうか
煮えたぎっていたのが
ぼくの
ひとりの思いであったとしても
きみの
豊かな胸の鼓動が
時として乱れて
それが
ぼくの奥深くで
理想に転化しつつあったのだ
燃えるような思いが
台北の街角に
吸い込まれていって
ぼくは
たしかに愛を
確かめてきた
ぼくは
きみと
たしかにここを歩いたのだ
それは濃密で
充実した時間の連続である

若い男女が、親密に話している。
ちょうど、昼休みである。

にほんブログ村
荒野人
バイクの車列は喧騒に満ち溢れていて、エネルギッシュである。
ふっと覗いた横道は、色彩に溢れている。

台北の街角から
ぼくは
きみと
たしかにここを歩いたのだ
ふっと手を組んで
柔らかなきみの手の甲を奥深くで感じた
ぼくの
奥深い場所で
きみへの思いが煮えたぎっていくのを
きみは知っていたのだろうか
煮えたぎっていたのが
ぼくの
ひとりの思いであったとしても
きみの
豊かな胸の鼓動が
時として乱れて
それが
ぼくの奥深くで
理想に転化しつつあったのだ
燃えるような思いが
台北の街角に
吸い込まれていって
ぼくは
たしかに愛を
確かめてきた
ぼくは
きみと
たしかにここを歩いたのだ
それは濃密で
充実した時間の連続である

若い男女が、親密に話している。
ちょうど、昼休みである。

にほんブログ村
荒野人