エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

チョゴリという山

2010年01月30日 | 日記
チョゴリザとはバルティ語で「大きな山」という意味である。
抜けるように白い雪に抱かれた山である。

1892年、イギリス人W・M・コンウェーは、この秀麗な山を見て「ブライド・ピーク」(花嫁の峰)と名づけた。



なるほど白い峰である。
カラコルムにはこうした「白きたおやかな峰」が連なっている。

ちなみに北杜夫の「白きたおやかな峰」はディラン峰である。

エピローグにコメントを寄せていただくちょごりさんのハンドルネーム「ちょごり」はこのチョゴリザがそのルーツであると聞いた。
ちょごりさんは、必ずや花嫁のように初々しい存在であるとおもっているのである。

勝手な解釈であるけれど、ちょごりさん・・・それで良いですね!



今日の午前中、NHKのアーカイブスで世界の百名山を白川義員さんの写真とともに再放送していたのである。

画面に魅入られてしまった。
とりわけ、チョゴリザは美しい山である。

カラコルム山脈中央部、上部バルトロ氷河の南にそびえる高峰である。
標高7654メートル。
古く、インド測量局のモントゴメリーにより「K6」と記録された。

チョゴリザ、花嫁の峰である。

ちょごりさんが、イ・ビョンホンさんを「美しい人」といつも表現するのだけれど、ご自分のハンドルネームと重ね合わせた表現であるのだと合点したのである。



ちょごりさんは、今もなお眼の具合がよろしくないのだと推測する。
早い全快を祈るのである。




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                   荒野人

グアムの虹三昧

2010年01月30日 | 旅行
南の島はスコールが来る。
それはとても気持ちの良い風と涼やかな冷気とともにやってくる。

道路も歩道も水浸しになるけれど、その後の虹が期待できるのである。
ぼくは一旅行者にすぎず、従ってどの方向に虹がかかるのか予想もできないけれど楽しみなのである。



この虹の下は、もう雨など忘れ果てているのである。
波がたゆたい、時間がゆっくりと流れているのである。



信じられないではないか。
空には虹がかかり、ついさっきまで大雨が降っていたのである。

この波打ち際は、ちょうど波が引く時である。

寄せる波より、引き潮の美しさは比類無きものである。
キラキラと輝くのである。



このように、あまり大きくしてしまうと虹の気配は失われて、たんなるニジになってしまうのである。
やはり、空にかかる橋のように眺めるのが良い。



消え入る虹の姿である。
豊かだった一瞬の輝きが徐々に失われていく時、ぼくはその時も大好きだ。

盛者必衰である。
太陽は必ず落日の時を迎えるのである。

しかし、また必ず昇ってくる。
輪廻転生こそ真理である。
そう信じたいのかもしれない。



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