エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

八ヶ岳の麓に遅い春が来た

2011年05月01日 | 
八ヶ岳の麓に遅い春が来た。
朝晩の冷気が心地よい八ヶ岳の麓である。



水田の準備が始まっている。
そこに山桜が映って気配を醸し出しているのである。



畦道に土筆が萌え出でている。



その横には、タンポポの黄色い花弁が鮮やかである。
山に遅い春がやって来たのである。



遅い春は色彩が入り混じって、独特の佇まいである。
トサミズキのほんのりした黄色、桜花の淡いピンク、そしてシモクレンの鮮やかさ。
一体化して空気を作るのである。



小さな社が地域にささえられている。
この木々の新緑のどこかでウグイスが啼くのである。
終日啼いてくれる。



棚田に耕す春が来ている。



花桃の入りが綺麗である。
その濃い色は空気のせいだろうか。



ムスカリも紫色である。
汚れていないのである。

この地域の空気に入りはつけられないけれど・・・。



別荘地の広場で風車を鬻いでいた。
このあたりの空気が見えた!


                                   荒野人

追伸   ブログ村のランキングから外れようと思っている。
     気に入った文章と写真と・・・そして詩が産まれたときに公開しようと思うのである。