エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

さらば新緑の季節よ!

2011年05月05日 | 日記
豊かな日本の自然。
だがしかし、人の慢心が大きな災いをもたらす。

慢心は、驕りの産物であって決して責任は転嫁できないのである。



レンゲが終わりつつある。
新緑の季節から、種蒔きの季節を迎えようとしているのである。

新たな季節の準備しているのが水田である。
このレンゲ畑は、地域の小学生が水稲を育てる水田であるのだ。



公園の池では鴨の姿が無くなっているだろうと推測して出かけてみたのである。
なんと二羽が居残っている。



姿を見ると太り過ぎてシベリアまで飛べない!とした訳でも無さそうである。
活発に動き回っているけれど、他の仲間たちは既に飛び立っている。

この二羽はワタリを忘れてしまったのだろうか。
毎年何羽かが太り過ぎで飛べなくなっている鴨がいるけれど・・・。
これほどスリムでワタリをしない鴨は居なかった。

あの東北地方の上空を忌み嫌ったのだろうか。

とまれ・・・新緑の季節は終わりつつある。



公園の散策はその移ろいを楽しめるのである。



ハナミズキもそろそろ終わりである。
これからは、緑を楽しめるのである。



淡いピンクの花弁が巻いている。
簪(かんざし)のようである。



ここは、ぼくが時々腰を下ろすベンチである。
下の芝生は十分に手入れがされている訳ではないけれど、渡る風は美味しい。

風が美味しいのは汚染されていないからであるしたら・・・それは寂しい。




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