エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

新しい生命の誕生・・・孫という生けるもの

2011年05月25日 | 日記
二女が二人目の女子を誕生させた。
生命の輪がまた広がったのである。

午前中は篠突く雨が降り続いたけれど、午後には晴れ間が覗いた。
素晴らしくドラスティックな一日であった。



お隣さんの屋根や壁を這っているツタの若葉である。
瑞々しい生命の誕生を示唆しているようである。



濡れそぼっているけれど、水の命は人にとって力である。
丁度雨が上がったころ、新しい生命は産声を上げたのであった。

上の3歳の女の子は「妹が産まれた!」と大はしゃぎしている。
ガラス越しの妹を見ては「可愛い、可愛い!」と喜んでいる。



この3歳の孫の好きなホオズキがもう少しで食べ頃を迎える。



初夏にはブルーベリーも食べ頃を迎えるのである。
どちらも無農薬で収穫してそのまま食す。

甘さが抜群である。

どうもわが一族は女系家族らしい。
男の孫は一人きり。
かくいうぼくの子どもも、女二人である。



いま唯一我が家で咲いているピンクの花である。
生命の輪が広がった祝辞を述べているかのように咲いていたのである。

今日の夕方「夕焼け」の空が広がった。



その空に、クレーンがグッと刺さっていた。



重い人生を掬いあげる重機である。
これからの日本、いや世界の在り方が問われている。

文明を支えるエネルギー問題は深刻な課題である。
いまもテレビの報道番組で、政府高官が20ミリシーベルトの是非を論じている。
未来を築く子どもの健康が問われているのである。

政治家には、自らの主張を正当化するのではなく、他者の幸せこそ論じ、担って欲しいのである。

今日産まれた新しい生命の将来に責任を持つ大人であってほしいし、ぼくもそうありたいのである。




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