エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ブラッシの赤き花

2011年05月28日 | 
ブラッシの木に赤い花が咲いた。
穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見えるのである。



開く前の、ほんの一瞬である。



開き始めた。
この花は、おしべが花のように見えるのである。



いかにも、ブラッシである。
これならコップの底も綺麗に洗えるではないか。



花言葉は・・・。

「恋の炎」「儚い恋」である。



ブラッシの木の学名の「カリステモン」はギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味である。
これは頷ける。



極めて個性的な花であって、花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つのである。

深い赤の世界が広がっている。
ブラッシの赤き花にぼくは恋してしまっている。




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 荒野人