エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

緑したたる・・・続編

2011年06月03日 | 日記
平林寺を更に歩くのである。



山門を横から眺めた。
左側は高野槇の巨木である。



平林寺の高僧が庵を結んでいるのだろうか。
それとも修行僧たちの団欒の場所であろうか・・・。

萱葺きの雰囲気のある建屋である。



この平林寺には、かの「知恵伊豆」とうたわれた松平伊豆の守一族の墓所がある。



広大な区域であるだけに、石塔が数多く建っているのである。



これは鐘楼である。
緑に包まれている。
韻々として緑に包まれて鐘の音が響くのであろうか。



ここは経堂である。
禅寺であるから、さぞや貴重な経典が蓄えられているに違いない。

禅・・・密教でもある。



この庵は何に使用されているのか定かではない。
定かではないけれど、興趣溢れる建屋である。



この門の先は居住区であると思われる。
生活の匂いが漂い出ていた。

平林寺の住職は、この山全体を楓で覆いたいとの意向であるとのこと。
何時そうなるか、楽しみに待ちたいものである。




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 荒野人