平林寺を更に歩くのである。

山門を横から眺めた。
左側は高野槇の巨木である。

平林寺の高僧が庵を結んでいるのだろうか。
それとも修行僧たちの団欒の場所であろうか・・・。
萱葺きの雰囲気のある建屋である。

この平林寺には、かの「知恵伊豆」とうたわれた松平伊豆の守一族の墓所がある。

広大な区域であるだけに、石塔が数多く建っているのである。

これは鐘楼である。
緑に包まれている。
韻々として緑に包まれて鐘の音が響くのであろうか。

ここは経堂である。
禅寺であるから、さぞや貴重な経典が蓄えられているに違いない。
禅・・・密教でもある。

この庵は何に使用されているのか定かではない。
定かではないけれど、興趣溢れる建屋である。

この門の先は居住区であると思われる。
生活の匂いが漂い出ていた。
平林寺の住職は、この山全体を楓で覆いたいとの意向であるとのこと。
何時そうなるか、楽しみに待ちたいものである。
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荒野人

山門を横から眺めた。
左側は高野槇の巨木である。

平林寺の高僧が庵を結んでいるのだろうか。
それとも修行僧たちの団欒の場所であろうか・・・。
萱葺きの雰囲気のある建屋である。

この平林寺には、かの「知恵伊豆」とうたわれた松平伊豆の守一族の墓所がある。

広大な区域であるだけに、石塔が数多く建っているのである。

これは鐘楼である。
緑に包まれている。
韻々として緑に包まれて鐘の音が響くのであろうか。

ここは経堂である。
禅寺であるから、さぞや貴重な経典が蓄えられているに違いない。
禅・・・密教でもある。

この庵は何に使用されているのか定かではない。
定かではないけれど、興趣溢れる建屋である。

この門の先は居住区であると思われる。
生活の匂いが漂い出ていた。
平林寺の住職は、この山全体を楓で覆いたいとの意向であるとのこと。
何時そうなるか、楽しみに待ちたいものである。

荒野人