エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

花四題

2011年06月14日 | 
花四題である。



フェイ ジョアの花である。
この花は美味しい大きな実になるのである。



ブラジル原産と聞いた。
実の姿形は、マンゴーと瓜二つである。



だがしかし味は、ドリアンとバナナとマンゴーをまぜまぜしたクセのある味であるけれど、美味い!
ぼくは好きな味だ。

臭いのである。
そう、臭いのは確かに旨いのである。



次は「夏オウバイ」である。
花言葉は「恩恵」「優美」である。



優しく手にとって鼻に近づけた。
甘酸っぱい匂いがした。

視覚にも臭覚にも穏やかな花である。



三題目は、シルバープリペットである。
花言葉は「くつろぎ」である。



確かに、この白い花が庭先で揺れてくれたら心が寛(くつろ)ぐ。
静かに咲いているけれど、存在感はたっぷりである。



最後は、ツカサウツギである。
なんともピンクが良いではないか。

花言葉は「気品」「品格」「謙虚」「古風」である。
言われてみれば、気品ある色合いと姿である。



別名「更紗空木(さらさうつぎ)」という人がいる。
「いや、似て非なるものだ!」と否定する人もいる。

ぼくは、更紗空木という呼称に花言葉が重ねられる。
学術的にどうかは知らないけれど、別名として心のどこかに置いておきたい。

品格のある呼び方では無いだろうか。





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 荒野人