エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

八幡の躑躅を愛でる

2011年06月06日 | 
那須高原の名所に「八幡の躑躅」がある。



花は終わりつつあり、せいぜい5日が鑑賞に耐える期限だろうか・・・。
食料でいう、賞味期間が終わるのである。

もっとも山躑躅は終わるけれど、そこかしこに点々と植栽されているレンゲ躑躅は週明けが見ごろであろう・
けれど、本数としては少ない。



この八幡の躑躅の群落には、尾瀬ヶ原と同じように「木道」が張り巡らされている。
木道は縦横無尽に設置されていて、散策していても楽しい。

あらゆるステージが見どころになるのである。



23ヘクタールに20万本のヤマツツジ、レンゲツツジが咲き誇るのである。
まさに壮観、圧巻、絶後である。



天上へと続いているようである。
躑躅の道は、香り誇っている。



また、処々にドウダンが小粒な、コケティシュな花を着けている。
赤いドウダンは珍しいのである。



通常は白いか、もしくは淡いピンクの縁取りである。



そう・・・これである。
これとて、かなり縁のピンクが強いのだ。



晴れた日は、関東平野はもちろんのこと、東北地方も見ることができるのである。
香り風景100選に選ばれるのも頷ける。

因みに、3.6kmの木道が散策路として整備されており、景観を楽しむことができる。
所要時間は、約1時間15分とある。

時間に余裕があるのなら、踏破したい場所である。





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 荒野人