エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今日は夏至、ねじ花が咲いた

2011年06月22日 | 
朝から夏空が広がっている。

今日は、夏至である。
従って、ねじ花である。
花序の色が桃色であって、まるでため息が出そうなほど雑草の中で目立つのである。



昨日の午後一の空である。
篠つく雨は、午前中に上がった。

午後は蒸し暑かったけれど、吹く風は冷たかった。



何処かで、缶コーヒーを飲むバカ!
といったフレーズを聞いた気もするけれど「まあ、いっか!」と日陰のベンチで飲み干した。

雑草が陽を浴びてキラキラしている。



草の海に木陰がチラチラとして気持ちが良い。
白く咲くツメクサが点景を成す中で、ねじ花を見っけ!



花序に咲くのだが、その花の茎に巻き付くように花が咲く。
ネジのように咲くのである。

可愛らしい花である。



空を見上げたら、いつの間にか雲がモクモクと立ち上がっている。
夏の雲、入道雲である。



ねじ花は初夏の花である。
写真を撮っていたら、60代後半のお歳だろうか、ご婦人が花の名前を聞いてきた。

いつも気になっていたのだそうだ。
「ぼくは、ねじ花と言っています」と答えた。
「あら、ねじれているからなのね」と返ってきた。
ぼくは「はい」と答えて、再びファインダーを覗きこんだのであった。



夕方は、こんな雲に変わった。
今日は、夏至である。

そう・・・夏の花がその光彩を放つ季節である。




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 荒野人