エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

那須、南ヶ丘牧場のソフト・クリームを食す

2011年06月04日 | ドライブ
昨日は梅雨の晴れ間であった。
その陽気に誘われてぼくは東北自動車道を走った。

那須に向かったのである。

目的は、躑躅の群生を見る事。
次いで南ヶ丘牧場のソフト・クリームを食べる事。
更に、茶臼岳の雪渓を望み、殺生石のある賽の河原に行く事。
そして当然であるけれど、美味いものを食う事である。

今日は南ヶ丘牧場の緑を紹介しよう。



正面入り口である。
このゲートは、ずっと同じである。

木が朽ちれば建て直し、また建て直ししてこの場所に構えている。
なんだか安心感を与えてくれるのである。



このゲートの横の建物は「パン工房」である。
そのベランダに咲くクレマチスである。

小さく可愛らしい花を着けている。



ピンク色が目に優しいのである。



さてこれがソフト・クリームである。
濃厚で美味しい。

ジャージー牛の乳で作られている。

あの、八ヶ岳の麓にある清泉寮の味に似ているけれど、こちらの方が口当たりとしては甘くまったりとしている。



ヤマボウシが満開であった。
今、那須ではヤマボウシが満開である。

季節が東京より半月以上遅いのである。



タイサンボクが咲き終わろうとしている。
朴の花に似ているのである。

タイサンボクはアメリカ合衆国南部を象徴する花木である。
ミシシッピ州とルイジアナ州の州花に指定されている。
ミシシッピ州は、州内にタイサンボクが多いことから、タイサンボクの州 (Magnolia State) という愛称がある。

タイサンボクの花言葉は「前途洋々」「威厳」である。



また、今満開なのは山の藤の花である。
あえかな藤色である。

那須は東京からだと高速で2時間強で行き着く。
季節を逆回しした空気が横溢している。
花が綺麗であり、山ではウグイスが鮮明な声で囀(さえず)っている。



気分が解き放たれるのである。




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 荒野人