エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

鴨暴れる

2013年02月10日 | ポエム
この二日間、刺すような寒気が空を覆っている。
覆っているのだけれど、時として青空が顔を覗かせるのである。



日差しを浴びると暖かい。
裸木は、未だ冬将軍が居残っていることを知らせる。

チャリンコで公園を一周する。
鴨池でカレーパンを一個。
揚げたての熱々を頂く。



今年は、鴨の数が少ない。
当初・・・飛来時にはいつもの数が居たのだけれど減ってしまった。

何故か?
それは、行政の心無い公共工事のせいである。
この池の周りで、道路整備と植え込みの整備を始めてから鴨が居なくなったのである。

それはそれは、昼日中ガッガッガッと建設工事の音が鳴り響いていたのでは鴨は居られない。
当然である。
昨年の、オッペ川土手工事でコハクチョウの数が減ったのと同じ理屈である。

行政ほどいい加減な都合主義は無い。
環境を守ろう!などと言うスローガンは信じられないではないか。







「鴨の足水面に見える青に映え」







さて、今日のテーマはそれではない。
鴨池の鴨が暴れている。
気温が丁度良いのだろうか?

少なくなってしまった鴨だけれど、元気一杯遊んでいる。
見ているぼくも楽しい。

まだしばらくは楽しませてくれる鴨たちである。



        荒 野人