霜柱が見事であった。
朝・・・買い物の帰り、少し小高い場所にキラキラと光るものがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b1/c7b706de25beb5a6a88c5f2cde431f7f.jpg)
寒さが続く今日この頃である。
霜柱がこれほど見事に輝くのは、久しぶりに出会った。
それは、殆ど感動であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3e/a2009c47ef2a5a129a92c052a20522d7.jpg)
「霜柱朝日取り込み佇めり」
「霜柱おおらかな音伸びる音」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1f/4e2807c744a590913c0a0bc1bd78b9da.jpg)
子どもの頃、霜柱を踏み踏み小学校に通ったものであった。
この所の寒さが、幼い日々を思い起こさせてくれたのだ。
それはそれで有難い。
しかしながら、振り返ってみると最近はやはり暖かくなっているのだと思うと、少しばかり気がかりである。
「ワッ!綺麗」
とばかり言ってはいられない気もするのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/08/305861905a2c1aef492196416311187a.jpg)
誰かは知らねど、案の定踏みしめている人がいる。
この足跡のおおきさから言うと、大人であろう。
さぞ楽しかったであろう。
踏みしめると、キュッと音がして足が沈む。
靴底は泥だらけになるけれど、それもまた楽しい。
2月の句会で由利主宰が仰っておられた。
新雪を踏んで喜んだり、こうして霜柱を踏んで楽しいのは男の子と男の大人だけだ・・・と。
正に、然りである。
この由利主宰のお話を思い出すとともに、薄氷の張っている場所が想起された。
早速、自転車を漕いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ba/0b89a6791c2c32e8c534084000dc359c.jpg)
「薄氷や季節閉じ込み色豊か」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/da/2d83faed24c31d818c83df5a17c7c649.jpg)
やはり張っている。
然も薄い氷の下には、落ち葉や御地椿の花弁が閉じ込められているのであった。
誰ともなく快哉を叫んだ。
この季節しか感じられない季節の贈り物である。
荒 野人
朝・・・買い物の帰り、少し小高い場所にキラキラと光るものがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b1/c7b706de25beb5a6a88c5f2cde431f7f.jpg)
寒さが続く今日この頃である。
霜柱がこれほど見事に輝くのは、久しぶりに出会った。
それは、殆ど感動であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3e/a2009c47ef2a5a129a92c052a20522d7.jpg)
「霜柱朝日取り込み佇めり」
「霜柱おおらかな音伸びる音」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1f/4e2807c744a590913c0a0bc1bd78b9da.jpg)
子どもの頃、霜柱を踏み踏み小学校に通ったものであった。
この所の寒さが、幼い日々を思い起こさせてくれたのだ。
それはそれで有難い。
しかしながら、振り返ってみると最近はやはり暖かくなっているのだと思うと、少しばかり気がかりである。
「ワッ!綺麗」
とばかり言ってはいられない気もするのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/08/305861905a2c1aef492196416311187a.jpg)
誰かは知らねど、案の定踏みしめている人がいる。
この足跡のおおきさから言うと、大人であろう。
さぞ楽しかったであろう。
踏みしめると、キュッと音がして足が沈む。
靴底は泥だらけになるけれど、それもまた楽しい。
2月の句会で由利主宰が仰っておられた。
新雪を踏んで喜んだり、こうして霜柱を踏んで楽しいのは男の子と男の大人だけだ・・・と。
正に、然りである。
この由利主宰のお話を思い出すとともに、薄氷の張っている場所が想起された。
早速、自転車を漕いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ba/0b89a6791c2c32e8c534084000dc359c.jpg)
「薄氷や季節閉じ込み色豊か」
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やはり張っている。
然も薄い氷の下には、落ち葉や御地椿の花弁が閉じ込められているのであった。
誰ともなく快哉を叫んだ。
この季節しか感じられない季節の贈り物である。
荒 野人