今、青葡萄には袋がかかっている。
袋掛けの季節である。
袋掛けを季語とした先人の叡智に感服する。
例えば「青葡萄」に袋をかけただけで景色が一変するのだ。
周辺の大気との「妙なる調和」が奏でられる。
まさに麗しき大和である。

「ひそやかに熟成を待つ袋掛」

この葡萄棚を通り過ぎ、ぼくはいつもの池に向かった。

なんと、カルガモの子が4羽泳いでいる。
随分遅い子育てである。
この池でカルガモの子、を見るのは初めてである。
周辺には烏が多い。
本当はもう少し多かったのだと推測できる。

烏に食べられず、元気に育ってほしい。
子どもは、全て可愛い。
未来への希望であるからだ。
荒 野人
袋掛けの季節である。
袋掛けを季語とした先人の叡智に感服する。
例えば「青葡萄」に袋をかけただけで景色が一変するのだ。
周辺の大気との「妙なる調和」が奏でられる。
まさに麗しき大和である。

「ひそやかに熟成を待つ袋掛」

この葡萄棚を通り過ぎ、ぼくはいつもの池に向かった。

なんと、カルガモの子が4羽泳いでいる。
随分遅い子育てである。
この池でカルガモの子、を見るのは初めてである。
周辺には烏が多い。
本当はもう少し多かったのだと推測できる。

烏に食べられず、元気に育ってほしい。
子どもは、全て可愛い。
未来への希望であるからだ。
荒 野人