エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

トンボ

2013年08月20日 | ポエム
池ではトンボが交尾を繰り返している。
交尾を終えた雌は、池の面に卵を産みつけてチョンチョンしている。

そうか、今年は8月7日が立秋だった。
命の連鎖は、人の思惑を超越して繰り広げられている。
「それでいいのだ!」とバカボンのパパ。



水ノ輪は、正に卵を産み付けた場所である。
嗚呼、命の暑環よ!







「蜻蛉飛ぶ命の連鎖知らされず」







これは、猩々蜻蛉である。
頭の先から足の先まで赤い。

誠に、摩訶不思議な蜻蛉である。
ネミングも、なかなか宜しい。

今年はまだ、秋あかねを目にしない。
早く会いたいものである。



荒 野人