エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

カワセミとサギ

2015年02月08日 | ポエム
カワセミとサギ。
何故こんなに、この場所に何時も居るのだろうか?

環境が良くなったとでも言うのだろうか?



これは、アオサギ。
数えきれないほど池の周囲にいる。



これはダイサギ。
みんなシラサギという。
でも・・・シラサギと云う固有名詞乃至学術名は無いのだと云う。

どこかで「シラサギですね!」と言った時、即座に横の学識豊かに見える老爺に指摘された。
それ以降、ダイサギと教えられたままに呼んでいる。







「カワセミの一閃時空切り裂ける」







それにしたって、カワセミはやはり翡翠色の宝物だ。
このカワセミが一閃して池の面を滑空する様は、見事である。



ほぼ毎日で合えるぼくは、とても幸せである。
カワセミに出会えると、鬱屈した気分が晴れて行くのを感じるのだ。

厄介な事柄だとか、或はまた迷惑な事柄などが忽ち消え去っていく。
ぼくの内なる「リセット」作用が起きるのである。



      荒 野人