エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

蒼天の梅

2015年02月26日 | ポエム
梅花は、蒼空が良く似合う。
それは本当だ。



梅の赤、梅の白、それぞれに個性が光る。
個性をときめかせるのは、あくまでも一輪の梅である。



いまは、チラホラと咲いているけれど・・・。
後、一週間もすれば満開となるだろう。
それでも、一輪の美しさを愛でてあげたい。

それが、梅の観賞の作法である。







「蒼天の広さは梅と人に合う」







今日お見せしている梅は、神代植物公園の梅である。
正門から入ると、一番奥に位置する。
深大寺口からだと、右側に歩くと直ぐの位置となる。



梅園の道を隔てた場所に、椿園もある。
今頃は、まだ咲き始めたばかりである。



とまれ、今日は梅と青空のマッチの素晴らしさをお見せしたところである。
梅が咲き始める作法も「チラホラ」である。

だがしかし、じっと見つめてあげて欲しい。
白の微妙な色合いが、より感性に訴えてくるのである。



       荒 野人