シモバシラの氷花が立った。
気温が氷点下になる事、風が無い事・・・などの条件が揃って氷の花が咲くのである。

シモバシラという名前も付いている植物である。
冬、すっかり葉を落として茎も枯れ果てる。

その枯れた茎が水を吸い上げ、氷の花を立ち上げるのだ。

今年は、背丈が低い。
もっと高く咲く。
やはり、暖かいのだろうか?

このように、一つとして同じ形にはならない。
この花は、明日には違った形になるのだ。

毎日見に来る人もいるらしい。
ぼくも毎日来たいのだが、少し意気地なしになっている。

「煌めくややがて溶けゆくシモバシラ」

この日、珍しく午前十時くらいまではなは溶けなかった。

溶け出すその時の花藻なかなか良い、のである。

本来の氷の姿を、見せるのだ。
右下の氷のようになって、やがて毀れて溶ける。
その儚さが良いのである。

シモバシラの花。
氷花。
花が立つ。
色々と表現出来る。

ぼくたちが、普通に目にする霜柱はこれだ。

この霜柱だって、美しい。
陽が上がってくると、キラキラして輝く。
ぼくは、その輝きが好きだ。

勿論、踏みつけてその音を楽しむのも好きだ。
冬の音がする、からである。
荒 野人
気温が氷点下になる事、風が無い事・・・などの条件が揃って氷の花が咲くのである。

シモバシラという名前も付いている植物である。
冬、すっかり葉を落として茎も枯れ果てる。

その枯れた茎が水を吸い上げ、氷の花を立ち上げるのだ。

今年は、背丈が低い。
もっと高く咲く。
やはり、暖かいのだろうか?

このように、一つとして同じ形にはならない。
この花は、明日には違った形になるのだ。

毎日見に来る人もいるらしい。
ぼくも毎日来たいのだが、少し意気地なしになっている。

「煌めくややがて溶けゆくシモバシラ」

この日、珍しく午前十時くらいまではなは溶けなかった。

溶け出すその時の花藻なかなか良い、のである。

本来の氷の姿を、見せるのだ。
右下の氷のようになって、やがて毀れて溶ける。
その儚さが良いのである。

シモバシラの花。
氷花。
花が立つ。
色々と表現出来る。

ぼくたちが、普通に目にする霜柱はこれだ。

この霜柱だって、美しい。
陽が上がってくると、キラキラして輝く。
ぼくは、その輝きが好きだ。

勿論、踏みつけてその音を楽しむのも好きだ。
冬の音がする、からである。
荒 野人