=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

祭りができるということは豊かさの証し

2011年10月10日 | 【日記】いろいろ
この週末は「十日祭」といって、
南房総全域でおびただしいほどの山車、屋台が出てお祭りをやっていました。
(土日開催に移行されてきて8,9日でやったところが多いです)

あえて、
「おびただしい」
という言葉を使わせていただきました。

でも、
ほんとうに、それくらい、あちこちでお祭りをやっているんです。

私も地元に戻り、
はじめてこの十日祭りの各地の祭りを見にいったのですが、
「こんなにあるの」
って、思わずびっくりしました。

ひとつの地区の見学を目指していっても、
その隣でやっていたり、また帰り道の道すがら、ほかのお祭りに出会ってしまうんです。


9月に知り合いが横浜からいらした際にも、
お祭りをやっていて、
「秋祭りがこの時期多いんですよ」
と話すと、

「それは、この地域が豊かなんだよ。でないとお祭りってやれないから」

と言っていました。


そのとおりだなと思いました。
今回の大震災の地域では、必死になってお祭りを執り行ったところもあったと思いますが、多くのところでは日々の生活に必死で、とてもお祭りをする余裕がないというところも多かったと思います。

それがこの地域では、
各地区、各地区、いたるところで毎年お祭りをやっている、
それはひとえに、
この南房総が恵まれた土地であり、
歴史的にも天災などを避け、温暖で海の幸、山の幸に恵まれた地域であったことの
証しだといえるのではないでしょうか。

私たちはお祭りのたびに、
祭りを営む人々、
そして祭りを育んできたこの地に感謝をしなければいけないのでしょう。

それにしても多かったです。
その一部を紹介します。





まず昨日は地元のメンバーで宵祭りツアーと称し各地に見学&ご祝儀のお届け


白子の山車

山車から離れた太鼓場では、お囃子にも参加させていただきました。


吹いてますねえ。


根方地区


新田地区


この地域では山車の前で女性中心で盆踊りをやっていました。
地域の方が楽しめればありです。



そのお隣、和田地区の屋台。
おねえちゃんが、マハラジャのように屋台の前で長い扇子のようなものを振っています。




続いてYすけたちが心血注いだ改修がすんだ国分の山車



その後には亀ヶ原さんに。立派な彫刻だらけの屋台です。かっこいい!


日が変わって、

工房の前を通っていった下堀の屋台



それから仕事を終えて、夕方からちょっと見にいった池ノ内のお祭りでは、
笛の師匠さん、兄弟子さんに誘われ、ついついラストまで参加。
池ノ内の皆さんありがとうございました。


屋台と花火


池ノ内と三芳中のお別れ式


ぴっとこ踊りも披露


その他にも、山車、屋台は出しませんが、
地域の人が集まってやる「食い祭」をしている地区もあり、
山下のお祭にお誘いを頂いていたのですが参加できませんでした。
Mさんすみません。


これでもまだまだぜんぜん見切れてない。
1日では全部回るのは無理ですね、きっと。

各地区の皆様、おめでとうございました。



コメント (2)
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