アンティークと呼ぶにはまだ少々はばかれる昭和の家具たち。
昭和の家具といっても、ここで言っているのは主に戦後、
60年年代以降ぐらいでしょうか、ベニヤが流通し家具の背板や引出の底にベニヤが使われている家具を言っています。
今から言うと40年、50年くらいまえですね。
こちらの引出箱は幼稚園などで使われていたようで、
引出には、動物なんかをかたどった紙が貼られていて、趣がありました。
しかし、問題は背板と引出の底板に使われているベニヤ。
これがもうボロボロだったんです。
もともとベニヤは接着剤で作られていますから、接着剤の寿命=ベニヤの寿命、
現在でも接着剤は20年ほどとなっていますから、必然的にベニヤは交換時期だったわけです。
ということで、主な依頼内容は、「背板と引出底板の交換」でした。
この昭和家具のいいところは、よくもわるくもベニヤが使われているところかもしれません
状態がよければ、このベニヤがはまっていた溝に新たなベニヤを差し込んであげることができるからです。
しかし、実際はこちらの引出箱も上と下で1センチくらい幅が異なっていてちょっとびっくり!
それぞれに合わせながら作業を進めることになりました。
(これがもっとアンティークと呼べるような100年以上もの家具になると、
基本的に総無垢ですから、いろいろと解体したりだとか手間が発生する可能性もあるからです。)
こちらが直った引出
7つあるので、引出箱としては重宝すると思います。
ビフォー
見えてないけど、背板等ボロボロ
アフター
<今回のご依頼内容 ご参考>
・背板と引出7杯の底板交換
・ライトクリーニング(表面のシールをはがし、大きな傷を整え、オイル塗布)
・25,000円+材料費3,000円
皆さんのお宅にもまだ使える昭和家具があるかもしれませんね。
昭和の家具といっても、ここで言っているのは主に戦後、
60年年代以降ぐらいでしょうか、ベニヤが流通し家具の背板や引出の底にベニヤが使われている家具を言っています。
今から言うと40年、50年くらいまえですね。
こちらの引出箱は幼稚園などで使われていたようで、
引出には、動物なんかをかたどった紙が貼られていて、趣がありました。
しかし、問題は背板と引出の底板に使われているベニヤ。
これがもうボロボロだったんです。
もともとベニヤは接着剤で作られていますから、接着剤の寿命=ベニヤの寿命、
現在でも接着剤は20年ほどとなっていますから、必然的にベニヤは交換時期だったわけです。
ということで、主な依頼内容は、「背板と引出底板の交換」でした。
この昭和家具のいいところは、よくもわるくもベニヤが使われているところかもしれません
状態がよければ、このベニヤがはまっていた溝に新たなベニヤを差し込んであげることができるからです。
しかし、実際はこちらの引出箱も上と下で1センチくらい幅が異なっていてちょっとびっくり!
それぞれに合わせながら作業を進めることになりました。
(これがもっとアンティークと呼べるような100年以上もの家具になると、
基本的に総無垢ですから、いろいろと解体したりだとか手間が発生する可能性もあるからです。)
こちらが直った引出
7つあるので、引出箱としては重宝すると思います。
ビフォー
見えてないけど、背板等ボロボロ
アフター
<今回のご依頼内容 ご参考>
・背板と引出7杯の底板交換
・ライトクリーニング(表面のシールをはがし、大きな傷を整え、オイル塗布)
・25,000円+材料費3,000円
皆さんのお宅にもまだ使える昭和家具があるかもしれませんね。