最近知り合った五十嵐さんは、
「耕さない田んぼ」つまり、不耕起栽培の伝道師。(伝道師とは私が勝手につけてます(笑))
「誰もが自分の食べるお米を自分で作れるように」という思いをもって、
ここ南房総で「不耕起栽培」の教室、指導を行っている。
私自身も、いつかはわからないが「食べ物が非常に貴重になる時代」は来ると思っているので、
そのとき、温暖でなんでも作れる南房総は非常に意味を持ってくると思っている。
田んぼも自分でできれば主食を賄うことができ、なんとか生きていくことはできるかもしれない。
なんていう思いはさておき、
さっそく五十嵐さんのお宅に興味津々で伺ってきました。
お宅に伺うと庭先では、みんなで「にぎにぎ」
近寄ってみると、それはちょうど手作り味噌を作っているところでした。
なんでも先日行った味噌づくりに参加できなかった生徒さん親子の補講だそうです。ぜいたくなマンツーマンですね。
五十嵐さんの奥さんは「糸紡ぎ」。
不耕起栽培で作った綿花から糸をつむいでいます。
不耕起で作ったお米のおにぎりで腹ごしらえをしてから、いよいよ田んぼへ。
(お米はとっても味が強い感じがしました)
不耕起栽培の教室は現在2コースあるようです。
①一つは、お米や野菜も含め土地の開拓から体験できるコース
②もう一つは美味しいお米をきちんと収穫するお米に特化したコース
まず見に行ったのが、①のコース。
山に向かい、軽トラを下りてから徒歩で山道を進んでいく、田んぼに行くまでで既に冒険的な感じ。
こんな奥に田んぼがあるのか?と思っていると、出てきました。
昨年から開墾したビオトープのような田んぼ。
でも実はこのあたりは何十年も前までは田んぼが行われていたので、その跡を田んぼに変えていってるそうです。
昔はほんとに狭い山間でも棚田にして農業をしていたのだと昔の人の営みを感じることができます。
この開墾コースで学べば、たいがいの土地でも「へっちゃら」と思えそうです。
続いて向かったのが、②のお米コースで、
こちらはもう少し平地に近い場所で広い田んぼです。でも棚田ですね。
しっかりと稲、田んぼを勉強し、「お遊び」でなく、美味しいお米をしっかり一定量収穫することが目的だそうです。
私もまだまだわからない「不耕起栽培」、
でもちょっと興味を持った方に7知らせです。
今月3月27日金曜日19:00~ CAFEべこ舎にて「耕さない田んぼのQ&A」というミニセミナーがあります。
「もうちょっと話を聞いてみたい、」
「農業なんてやったことないけどできるのですか?」
「超初歩的なことを質問してみたい」
「不耕起って楽なんですか?」
などなど、なんでも疑問に思ったことを直接、伝道師の五十嵐さんに聞いてみてください。
アットホームな会にしたいので定員は6名限定。
当日は「不耕起栽培のおにぎりと甘酒付き」ですよ!
ご興味のある方は下記よりどうぞ。
⇒セミナー概要