横浜市根岸地区センターにて「おもてなし料理講習会」を開催する経緯には、非常に「ご縁」というものを感じております。
何年か前になるのですが、読売新聞で「おうちごはん脚光」 家計助かる、家族だんらん。
自宅で食事する「おうちごはん」「おうち飲み」が見直されている。
景気悪化に悩む家計に優しいだけでなく、健康維持や家族だんらんの復活にもつながる点も魅力のようだ(松原靖郎記者)
というタイトルで横浜のハウススタジオの料理教室を取材頂いた事がありました。
その記事をご覧になった、当時横浜市磯子区の上中里地区センターという所の副館長さん(金子志穂さん)がうちに訪ねて来られて、色々とお話をしている間に意気投合し、当館で料理講習会を行なっていた事があります。
何回か順調に講座を行ない人数もかなり集まっていた頃、準備をしている最中にあの3.11東日本大地震が起ったのです。
料理教室の材料を残したまま、副館長さんは真っ先に私を車で自宅へと、何時間もかけて(通常30分の所)送って頂くという予想もつかない出来事が起こりました。なかなかその後の開催が出来ないまま、上中里地区センターは管理者が変ったこともあり、人数がかなり増えて盛り上がっていた講座も終了になりました。
その後、ファイトの固まりの金子さんは磯子市役所内へ移動されているとは聞いていましたが、(採用試験の難関を突破され)この度久しぶりにご連絡を頂き、新企画のイベントで「脳年齢を若くする。」シリーズの「脳を若くする食事作り」の講習会をご依頼頂き、先日はそちらの講習会も無事に終了。金子さんからのご紹介で同じ磯子区にある根岸地区センターでも同時進行で「おもてなし料理」講座開催となりました。
こちらの根岸地区センターには、高齢者福祉施設が併設されており、伺って見ると館内には体育館の設備まである、大変充実した施設になっております。
料理教室はこの施設の活性化の企画の一環と伺っております。主婦層の方も平日の昼間に仕事している人が多い中、「若い人、パートで時間が空いた時などの時間を根岸地区センターに来て頂けるよう、魅力的な講座を仕掛けて行こう!」という事。
こういうミッション好きですね。やりがいがあります!
色々副館長小柳さんとも考えて、ちょっとキラキラ目、食材も自由度が高い「パーティー料理講座」を開催する事に。
私はフリーで仕事をしているので、講習会(料理作りやお菓子作り)の対象年齢も様々で、子供さんの新聞から、ご高齢者への「能年齢を若くする」、地域の活性化のビタミンになるような講座の開催など、様々なシーンに合わせてお料理やお菓子をご提案して行く事は非常に非常にやりがいを感じております。
根岸地区センターでの料理教室は今回で最終回になり、既に去年末に受講の抽選も終わりましたが、少しでもお役に立てるように24日はがんばりたいと思います。
写真は前回のXmas料理 の模様です。 前菜、メイン、ケーキ