先日房州250年の歴史ある果樹園のビワを頂いたので、お菓子にするなら何がいいか考えてたんですが、やはり華やかなアントルメが似合いそう。ジューシーでフレッシュな香りや味の果肉はそのまま生かすことにしました。焼いてしまったらもったいなくて。
ビワは皮を剥くと色が変わりやすく、フレッシュのままのビワを使ったケーキとしてなかなかお店には並ばないと思うので、手作りならではで味わえたかと思います。
チョコレート生地に、挟んだクリームはバローナのクーベルチュールにクレームパティシエールです。
自分で言うのも憚られますが、あまりに美味しくて爆食いしてしまい、反省しました。。
今日のクリームの絞りには、今咲き始めたハナミズキをじっと見ていたら、この可憐なシャープな花びらのような絞りがぴったりだわ!とインスピレーションを頂き、アントルメの上で賑やかにおしゃべりしているオレンジ色のビワに寄り添い引き立たせられたら、と考えた絞りです。