餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

本物の贋作を描く人

2016-01-13 23:17:41 | 映画
映画「美術館を手玉にとった男」を見て来ました。
絵を勉強する人なら模写は誰でもします。うまい人はそっくりにかける。そのうち紙に時代色をつけよりそっくりにする。ここまではいいのですが、サインを入れ美術館に寄贈してしまう。普通の人の絵は受け取りませんから、母親が昔オークションで手に入れたもので遺言で寄贈してくれと言われたと嘘をつく。お金はもらっていませんから詐欺にあたるかどうかですが。全米20州46の美術館に100点以上の贋作。すごいです。早くに贋作に気づいた美術館職員が彼を追う。彼は自分の絵を美術館においてもらうことが生き甲斐なのです。本人は慈善でしているとか。
油絵だけかとおもったら水彩画からスケッチから古い人最近の人。スヌーピーがあったのには驚きました。時代色は主にコーヒー。調べればすぐにわかるのですが、とにかくうまい。これだけうまいのなら複製画として売ったらお金になるのにと思いました。
若冲の収集家で有名なプライスさんは贋作も集めています。贋作は贋作で面白いから。美術館には彼の作品としてそのまま所蔵していて欲しいです。
子供がスマホをいたずらして困るからスマホのダミーを与える。最初は喜んで遊びますがすぐに飽きてしまいます。本物でないから。子供ですね。模写として売るのはダメなんです。本物と思われるのが楽しい。困ったおじいちゃんです。

白雪姫ってそんな話

2016-01-13 00:02:04 | 映画
映画「シーヴァス」を見て来ました。
何となく少年と犬の友情物語かなと思っていたら、そんな可愛いものではなかった。いや、友情は友情かも。見た後やりきれない気持ちになります。犬でかっ。
面接のポイントのセミナーがあったので参加してみました。ベッキーの会見のお辞儀が完璧だったと講師の先生がほめていました。神は細部に宿るというけど、芸能に生きる人はマナーがちゃんとしているのね。会見の理由は考えまい。