「アフタヌーンティーのよそほひ 英国紅茶物語」へ行って来ました。
英国と言えば紅茶だと思っていましたが、喫茶の習慣を広めたのは17世紀チャールズ2世と結婚したポルトガルの王女キャサリン・オブ・ブラガンザだそうです。お茶は高価で富裕層しか手に入らなかったのが、産業革命や植民地の拡大、中産階級の台頭によって大衆化し広まっていきました。紅茶のセットとその時に着るドレスの展覧会でした。様々なティーカップや銀製のポットとかため息物です。ティーガウンとかアフタヌーン・ドレスとかイブニングドレスとかどれだけオシャレするんだって感じですし、ピクニックティー用のドレスまで。1910年頃タンゴが世界的に流行ったときは「お茶の時間のダンス」まで。どっちかにしなさいって。お茶の関税のことでアメリカが独立したのですからえらい国際問題ものです。そのためアメリカでは紅茶よりコーヒーが普及したとか。
やれやれ、壮大な歴史を見てその後お茶。ケーキとコーヒーをいただきました(こらっ、そこは紅茶でしょう)。