餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

トナカイが道にいる

2020-01-08 23:14:18 | 映画

「没後220年 京都の若冲とゆかりの寺 -いのちの輝き-」と映画「メタル・トリップ」を見て来ました。

「京都の若冲-」京都にある若冲ならほとんど見ているような気がしましたが、まだまだあるものです。やはり細見の「糸瓜群虫図」が好きです。今回は若冲のお弟子さんの作品も来ていました。若演の「遊鶏図押絵貼屏風」がいいです。若冲より筆数がさらに減ってメリハリがあり漫画的になっていました。かわいい。

「メタル-」ヘヴィメタルって聞かないのですが、フィンランドの大自然の中でメタルっていうだけで気になります。でもフィンランドってメタル大国らしいです。田舎の4人組がバンドを結成して12年。コピーばかりでしたがついにオリジナルを作って発表することに。でもボーカルのトゥロは大のアガリ症。ノルウェーのフェスに参加するぞと意気込みますが。わからないなりにあちこちヘヴィメタっぽっくって笑えます。

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー」読了。

やる気のない化学探偵と使命感に燃える庶務課の組み合わせが楽しい。もっと不可能犯罪が出て来てもいいかな。でもバランス的に重くないので読みやすくていいかも。先生が焦るのが意外でした。


一緒にご飯を食べる

2020-01-08 00:47:52 | 映画

今年の七草がゆはフリーズドライです。ちょっと青汁っぽい味。

映画「夕陽のあと」を見て来ました。

海はね、夕陽のあとが一番凪いでいて温かい。この台詞につきます。海のそばでそう思ったことがあるような気がします。日が暮れてからが意外と温い。物語は生みの親か育ての親か、決着がつかない問題。どちらも一生懸命だから困る。鹿児島の島、長島町。漁師町です。夕陽が綺麗。でも夕陽の後の暗くなった紫もすごくいい。貫地谷しおりさんに嫌でも目がいきます。でも山田真歩さんがすごくなじんでいる。男の子がすごく素直。つらいけど温かい映画でした。