餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

積もったり跳ねたり

2020-01-27 22:55:57 | アート・文化

すごい風でした。一日中吹き荒れていました。

「山下摩起をめぐる画家たち」へ行って来ました。

美術展を見に行くのはだいたい適当です。この日行こうと思ったら何があるか探して行きます。でもお正月に山下摩起さんの「雪」を見るのは年間行事になりつつあります。あとしてみたいのは梅の季節に呉春さんの「白梅図屏風」を見るですがちょっと遠いので1回しかしたことがありません。今年は山下摩起さんに特化しているし行かないとと思いつつ正月に行けなくてこの頃になってしまいました。キュビズムを日本画でした人ですが、好きなんですよね。ざかざかと適当に描いたような線とか。べたっと見える色とか。すごく試行錯誤されているのは今回スケッチからわかりました。今回思ったのは老眼のピントが合わない時に似ているなと。ぶれを直そうと目が補正をするので一瞬絵がふわっと動いて見えるのです。生き生きとするので老眼もいいもんだと(どういう感想だ)。竹に積もった雪が軽やかに描かれています。好きな風景です。