餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

どれだけ売れてるの

2020-02-10 22:11:05 | 本と雑誌

本屋に行ったら棚に張り紙が。「『鬼滅の刃19』はレジにお申し付け下さい。お一人様2冊まで」とありました。こんな売り方は始めてです。2冊って?保存用がいるのかな。

門井慶喜「小説あります」読了。井伏鱒二かと思ったと言ったらネダバラシになるのかな。前に読んだ「おさがしの本は」とちょっとつながっていました。どんな小説だろうと思ったらプロレタリア文学とは、さすが門井さん期待の斜め上をいきます。主人公が徳丸敬生の遺稿集を見つけたところから話は始まります。遺稿集なのに本人のサインがありました。これはどういうことなのか。潰れそうな文学館を舞台に小説の謎に迫っていきます。何もかもそのままではいられない。せめて記憶に残るのでよしとするかですか。