向井湘吾「算額タイムトンネル2」読了。
幕末と現代を結ぶ不思議な算額。前回幕末の和算家橘実信と現代の数学少女真鍋波瑠は算額の書き込みに寄って数学対決をしたために、お互いの歴史がちょっと狂ってしまいます。戊辰戦争を生き延びた実信は時間の謎を解くためフランスに留学しますが、今度はパリで戦争に巻き込まれます。波瑠は波瑠で算額のことを調べ回りますが、情報が入りません。話が大きくなっているぞ。今度は二人がさらに昔に飛ばされ共同で関孝和を助けます。数学と言ったら数学なのですが、歴史ものになっています。しかし、実信さん大変なところにばっかりいっているよ。もう一度あるのかな。