餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

どうか無事収まって

2021-02-15 23:00:03 | 本と雑誌

一昨日の晩、本を読んでいたら突然めまいが。疲れているのかなとお風呂に入り寝る前にネットを見て東北の地震のニュースに驚きテレビをつけました。地震だったのか。ここまで揺れるなんてかなりだぞ。東北の皆様お気をつけてお過ごし下さいませ。

香川元太郎「進化の迷路 -原始の海から人類誕生まで-」と竹岡菜月「谷中びんづけカフェ竹善 4 片恋気分の林檎フェス」読了。

「進化の迷路-」めまいがした時読んでいたのがこれです。絵が細かすぎてフラフラしたのかと思いました。この絵本昔ちらっと見た時迷路がそんなに難しくなかったのでそれから見ていなかったのですが、原画展に行ってびっくり。迷路よりむしろ隠し絵がすごい。迷路と「ウォーリーを探せ」と安野光雅さんの「もりのえほん」と「ミッケ!」を一緒にしたような本でした。どれだけ盛っているんだ。作者の香川さんは城の復元画を出版されているほど緻密な絵を描かれる方です。図書館で借りようとしたらどこの図書館も貸し出し中。大人気でした。この本は進化の研究所がある島に見学に行きます。タイムマシンで集めた生き物が時代ごとのエリアにいます。始祖鳥がくわえて行ったディスクを拾いながらエリアを巡ります。三葉虫の入り江や巨大シダの沼、は虫類の森や恐竜の平原など、それぞれの自然と生き物がいます。迷路を進みディスクを探し、隠された絵を見つけ、変装したスパイを捜し、間違った時代の異物を回収。やることがいっぱい。

巨大生物の海(ジュラ紀・白亜紀)では巨大な海の生物がわらわら。岩山に金魚が2匹隠れていました。ふふふ。琉金かな。見つかると嬉しい。岩色です。原人の洞窟ではそのカラーバージョンの赤い金魚が小さく川の中を泳いでいました。紛れ込んだ現代の生き物ね。回収回収。

「谷中-」相変わらず美味しそうです。二人の関係は変わらず。虎太郎が片思い。紬は天敵が出来るは、手芸で頑張るはお父さんが出て来るは色々と大変。薔薇で真っ赤なベルベットの使い道が素敵です。