地底人100物語

相手にとって不足なし

月岡温泉「浪花屋旅館」(新潟)

2019年06月02日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

宿のホームページに、この5月31日をもって閉館のお知らせ。
現地を訪れると、玄関にも閉館のお知らせが貼ってありました。


宿泊や日帰りで何回も利用させていただいた宿でしたので残念です。
これまでいい湯をありがとうございました。

2019年6月のメモより。

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月岡温泉「浪花屋旅館」

新年最初の湯は月岡温泉「浪花屋旅館」にお泊りしてきました。

今年は新幹線で帰省したので、月岡へも公共交通機関の利用です。
JR白新線「豊栄」駅から月岡温泉まではシャトルバスで200円。

10:15 14:30 15:35 16:50 17:45
<月岡温泉発>
 9:30 11:00 15:00
チェックイン/チェックアウトに便利な運行時刻ですね。
温泉地内にバス停は4ヶ所あり、浪花屋へは3つめの「月岡旧湯」が便利。
終点は次の「華鳳」。

「旧湯」バス亭の近くには月岡温泉発祥の記念碑と源泉小屋。
浪花屋旅館はこの源泉小屋から道路をはさんだすぐ向かいですからね、期待大です。


湯治宿との先入観がありましたが、湯治プランもある宿というのが正しいのかな。
こちらが宿泊した部屋。洋式トイレ付きで、ゆったりとした造りです。

食事は夕/朝とも別室でいただきました。

温泉はこちら。
小さな浴室に小さな湯船。

浴室に入ると苦味臭。
壁から突き出した湯口からトクトクと注がれる湯。

やや熱めの湯がキリリと攻めてきます。
それほど臭いは強くありません。
湯口は柑橘系の臭いですが、湯あがり肌からは石油臭。
しかも湯面に漂う油膜。

アメーバのようにウニャウニャしながら漂っています。
湯船の中にはエイのような湯の華が多数舞っていました。
力強い湯で、湯あがりはぐったりとした疲労感。
そして肌がスベスベするのは油分のせいかな。
観光協会のホームページには「美白肌に!」と記載されていますが、黒子のような点々が肌に付着してちょっとビックリです。
これって油の塊かな~
月岡温泉の湯はエメラルドグリーンとよく言われますが、ここはわずかに緑っぽく見える程度のほぼ透明の湯。
分湯場に一番近く、砂で濾過しているが油がでてしまう。
新鮮な湯をかけ流しで利用しているので濁る暇がないとはご主人のお話。

ここは値段もお手頃だし、月岡温泉を生で味わえるのでリピートしそうですね。

画像はお隣の廃業した熊堂屋と、新湯にある足湯。



足湯の湯にも油膜が漂ってました。

月岡5号井、月岡6号井
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
月岡5号井 50.4℃/月岡6号井 49.5℃
成分総計 月岡5号井 3510mg/Kg/月岡6号井 3461mg/Kg
分析年月日 平成25年7月4日

新潟県新発田市月岡温泉609-7
TEL 0254-32-XXXX

2014年1月の入浴メモより

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