反省パン

春の農作業が始まって、パンを焼けなくなっていた先週。

やってしまいました・・・夜中焼き・・・。

焼き上がりが夜中の１時３０分のリュスティックです。



作りたくって、作りたくって。
でも、仕込み始めたのが午後５時。「オーバーナイトでやるんだよねー。」と、本（『少しのイーストでゆっくり発酵パン』）を確認すると、オーバーナイトで発酵させるやり方じゃない！
「いいか、オーバーナイトにしちゃっても？」って思ったんだけど、初めて作るのに本の通りにやらないなんて失敗のもと！っと思い直し、レシピ通りに作っていきました。

このごろのウチの流行は、H.Bで焼く食パンに、アラフォーを30％ほどブレンドすすること。
プレミアム粉を50％配合したのよりも、アラフォー30％を配合したパンの方が、香りも味も断然良くなります。

で、リュスティクにもアラフォーを入れてみました。

今回の配合は、リスドォル100g、アラフォー（40mesh通し）25g、パートフェルメンテ（プレミアム粉）25g　←この時点で、すでにレシピを無視してますねー。

材料を用意して、オートリーズして、捏ねて、１時発酵。

なかなか膨らみません。
「早く発酵してくれないと時間が～。」とあせる。焦れば焦るほど発酵してきてくれない。
ボールが冷えてました。ガラスのボールで発酵させてました。

「もうこうなったら、これからチルドに入れてオーバーナイトしちゃって、朝に焼いちゃうか？」と考えたけど、もし加発酵していたら、と思ったらどうしてもできなくって、続行しました。

２次発酵途中で、寝ていたまめちち先生が起きてきて、怒られました。

当たり前ですね。
実はこの日は、朝早くからハウスのビニール掛けを３棟したんです。
そしたら、思いのほか疲れちゃって。それを見たまめちち先生が、午後の仕事を休みにしてくれて、回復日に当ててくれました。

それなのに、早く寝ないで夜中焼きです。
「明日もあるのに。」って思いながらのパン作りは、パンの状態よりも「早く！早く！」ってパンを急かせるばかりで。

せっかく作りたくって作っているのに、、「ごめんなさい。」って感じでした。

焼き上がって、時計をみると午前1時30分。「焼けたー！！」っ気持ちより「朝起きれないのに、何やってんだろ。」ってほうがおっきかったです。

次の日の朝、しっかり、ビシッと怒られました。
でも、もっともです。
かえって怒ってくれてありがたかったです。
家族に迷惑かけてまで焼いちゃいけない。

まめちち先生は、「パン焼くなとは言わない。でも、夜中焼くのはやめなさい。」って言ってくれました。
うれしかったです。「農作業時期は焼いちゃいけない。」って言われてもおかしくないのに。

どんな風にして焼いていけるか模索中ですが、仕事と家族に迷惑かかんないように焼いていきたいと思います。