懸案事項だったTOMIX E233-3000系の「弱冷房車」のインレタですが、一番酷い二カ所を中心に張り替え作業をしました。
弱冷房車仕様の E233-3000系
まずは、セロファンテープと爪楊枝を使って、インレタを剥がします。前回と同じ方法で、「弱冷房車」を切り出しました。
失敗した箇所 そこを剥がした様子
第1回戦
切り出したことは切り出したのですが、インレタが「はさみ」の刃に触れてしまい、シールが台無しに・・・失敗。気を取り直して、切り出しから始める。
第2回戦
切り出しも成功し、車体にのせて、インレタを貼る。細かい作業の一発勝負。しかし、念じてみたものの、願い足らず、失敗。再びインレタを剥がすところから、再戦です。
一部欠けてしまったインレタ
第3回戦
切り出しも、インレタ貼りも、何とか上手くいったような感じ。しかし、貼り付け位置がやや上方に・・・やり直そうと思いましたが、面倒なのでこれで良しとしました。
張り直した様子
文章にすると、あっという間なのですが・・・もう一カ所貼りましたが、やはり3枚も費やしてしまい、結局4枚も無駄にしてしまいました。小生にとって「弱冷房車」は、ちょっとハードルが高いインレタです。
残数10枚のインレタ
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あっという間に月日が経ってしまいました。ここしばらくは鉄道模型も色々な案件が進行しない状態で、特にパーツ類がゴロゴロしており、手つかずのも、諦めたもの、まだ夢見ているものなどが、部屋の片隅に積まれております。
以前、とある模型店で分売パーツとして購入したTOMIX E233-3000系用インレタが出てきました。例の「弱冷房車用表示」のリベンジにと買ったものです。「こんなところにあったとは・・・」、すっかり忘れていました。
E233-3000用インレタ 弱冷房車表示
出てきたなら、さっさとやればいいものを、「今日は天気が良いからまた明日」などとのんきなことを。
大抵の場合、「明日やろう」は「明日もやらない」ことに・・・
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朝早くから部屋にレイアウトを展開してみても、日中は色々あってのんびりすることが出来ず、夜からの運転会となりました。それにしても、昼間と比べ夜はかなり冷え込みます。そろそろ暖房の準備が必要かもしれません。
今日は久しぶりにTOMIX583系で楽しんでみました。いつもは長編成で運用していますが、弊社線内の勾配の関係で、2M化しなければなりません。「2M化」と言葉で表すと簡単ですが、実際に走らせると結構面倒です。同調がうまくいかずに脱線すると、ボディーマウント連結なので復旧させるのが大変です。また、気のせいかもしれませんが、2M化で走行させると車輪や線路の汚れが激しくなるような感じもします。
今日はのんびりしようと思ったので、思い切って基本セットからサロを抜いた6両編成で走らせてみました。長編成のような迫力ある走りは楽しめませんが、1Mでも十分パワフルに走りますし、なんと言ってもトラブル無く元気に走り回ってくれます。おかげで何ら心配することもなく、ゆったりとした時間を味わうことが出来ました。たまには短編成で楽しむのもおもしろいものです。
TOMIX583系基本セット
昨日加工したTNカプラー(以下、加工カプラーと略)とTNカプラーとを連結させた車両を取り急ぎ本線に配置してみましたが、今日はきちんと編成に組み込んで本格的な試運転を行ってみました。試運転に供した編成内のカプラー配置は下図の通りです。
試運転時の編成表
加工カプラーとTNカプラーとを連結させた状態(以下、加工・TNカプラーと略)でも、S字カーブやポイント上などで脱線することなく、弊社線内を問題なく走行しました。
実際に走らせてみると、アーノルドカプラーよりも連結間隔が狭まっていることがわかります。C243カーブ上と直線区間での連結間隔の様子を下図に示します。
C243上での加工・TNカプラー(左)とアーノルドカプラー(右)の連結間隔
直線上での加工・TNカプラー(左)とアーノルドカプラー(右)の連結間隔
ただし、上記のように加工・TNカプラーとアーノルドカプラーが混在した状態での走行結果です。全て加工・TNカプラー化した場合、どうなるかについては不明です。また、明らかに加工カプラーの方がTNカプラーよりも短いため、連結器の位置がずれてしまいます。
TOMIXE233-3000はボディマウント対応車です。素直にそれ用のカプラーを購入すれば良いのではないかとも思うのですが、こうやって色々と試行錯誤して遊ぶのも結構楽しいものです。
さて、試運転の結果、特に問題も見当たらなかったので、本格的にE233-3000へ加工カプラーとTNカプラーを取り付けることにしますか。
「あっ--------! 管理人! どうしたことか、後半にきて、管理人の足手が完全に止まっているぞ----!」
そんな管理人を後目にひた走るE233-3000
先日、「E233-3000 アーノルドカプラーに交換 - TOMIX」の記事に関して貴重なコメントを頂きましたので、それを参考に再びカプラー交換に挑んでみました。
TNカプラーにスペーサーを取り付け、スプリングが暴れないようカプラー端部(下図赤丸参照)を少しニッパで切断したものを用意し、カプラーポケットに組み込んでみました。
TNカプラーの端部を切断したTNカプラー(右下)
しかし、それでもやはりスペーサーを取り付けたTNカプラーを、下図の赤枠内に組み込むことができず、とうとう諦めてしまいました。
E233-3000のカプラーポケット
やはりダメかと力無く下を向きそうになったとき、勝利へと、ただひたすらに勝利へと走り続けたいという熱い情熱・魂が、再び顔を上げる力を注いでくれました。
「そうだ!枠内に入るようにすればいいのだ」
枠内に収めるためには、ぶつかっている部分がなければ良い、と考え、ポケットにぶつかるカプラー端部の両翼を、恒例のニッパでいつものように適当に切断してみました。スペーサーがあれば、構造上外れたり、ぶれたりしないはずです。早速、加工したTNカプラー(以下、加工カプラーと略)をカプラーポケットに入れてみたところ、きちんと組み込むことができました。
カプラー端部を切断する前のTNカプラー(左)と切断した加工カプラー(右)
カプラーポケットに収まった加工カプラー
スペーサーの分だけ、加工カプラーの方が短くなっているはずです。加工していない状態のTNカプラーと比較してみました。左側が加工カプラー、右側がTNカプラーです。また、加工カプラーで連結した様子も併せて示します。
加工カプラー TNカプラー
直線における加工カプラー(上)とTNカプラー(下)との連結間隔
明らかに連結間隔が狭まっています。しかし、ここで一つ大きな問題が持ち上がりました。曲線区間では車体がぶつかってしまう可能性があるのです。下図の通り、TNカプラーよりも通過曲線が制限されることが判明しました。
曲線における加工カプラー(上)とTNカプラー(下)との連結間隔
急ぎ、レイアウトの準備をし、弊社で最小半径のC243カーブレール上に配置してみました。
左が加工カプラー、右がTNカプラーです。ご覧の通り、C243カーブでは車体がぶつかってしまいます。
加工カプラー TNカプラー
折角のアイデアも、ここまでかと、力無く下を向きそうになったとき・・・(以下、同文)。
「そうだ!ぶつからないようにすればいいのだ」
加工カプラーとTNカプラーを連結させれば、多少連結間隔が開きますが、ぶつからない可能性があります。早速連結させてみました。すると、下図の通り、微妙ですが、弊社線内ではぶつかることはありませんでした。
加工カプラーとTNカプラーとの連結間隔
E233-3000は、きちんと号車番号まで貼り付け、ある意味固定編成で運用しています。そこで、車両の片方を加工カプラー、もう片方をTNカプラーにして、常に加工カプラーとTNカプラーを連結させるようすれば、連結間隔を狭めることができることになります。
方針が決まりました。しかし、どうやらここで前半終了のようです。
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